STYLE-14FH132-U5-UCSXをレビュー
14型で約0.84kgの超軽量モバイルPC!CPUはCore Ultraシリーズ3でディスプレーはOLED(有機EL)、バッテリー駆動時間は13時間超え。もう欲しくなる要素しか見つからないッ!
2026年07月31日 10時00分更新
シーンによって使い分けたい3つの動作モード
STYLE-14FH132-U5-UCSXは設定アプリのControl Center 3.0から、パフォーマンスに関する動作モードの変更が可能だ。用意されている動作モードは次の3つ。
(1)パフォーマンス……フルパワーモード
(2)エンターテイメント……電力制限を少しかけ、極端な大電力消費は抑えるバランス型
(3)静音……電力をさらに制限し、ファン回転数も抑えて静音化
各モードの主な違いはピーク時のパフォーマンスと冷却ファンの挙動にある。「パフォーマンス」では常に最大パフォーマンスが得られるものの、冷却ファンも高速で回転し続けてそれなりの騒音を発してしまう。静かな場所での使用は避けたいモードだ。
「エンターテイメント」はバランスよく制御してくれるモードで、これがデフォルトの設定となっている。ふだんは静かなものの、一瞬だけ「フォン!」と冷却ファンが回る挙動をたびたび見せた。
「静音」は冷却ファンが高速回転しなくなり、そのぶん大きく電力制限をかけて性能を抑えるモードになる。完全な無音ではないものの、かなり静かな状態になるので、図書館など音に配慮が必要な場所では積極的に使っていきたい。
1つの疑問として、静音モードだとパフォーマンスも大幅に落ちるのではと思うかもしれないが、一概にはそういえないようだ。CINEBENCH 2026とPCMark 10で、それぞれパフォーマンスモードと静音モードのスコアーを比較した結果がこちらだ。
CINEBENCH 2026では「パフォーマンス」と「静音」の差は結構大きい(最大約36%差)。一方で、PCMark 10では、両者のスコアー差は10%以下だった。つまり、CPUパワーを使い切らないふだん使いやオフィス用途くらいでは、「静音」モードのデメリットはほぼないと見てよさそうだ。
Windows標準アプリでローカルAIの片鱗を味わおう!
最後に、Copilot+ PCでもあるSTYLE-14FH132-U5-UCSXのAI機能についても触れよう。本機はCPUにAI機能(NPU)を搭載しており、小規模なローカルAIを実行する能力が備わっている。
ただし、残念ながらNPUを活用するアプリケーションはまだ数が少なく、はっきりとNPU活用を謳っているアプリは、次に挙げるWindows 11標準アプリくらいだ。
・ペイント……「コクリエイター」「ステッカージェネレーター」機能で画像生成にNPUを利用
・フォト……「リスタイルイメージ」「超解像度」機能で画像変換にNPUを利用
・カメラ……「Windowsスタジオエフェクト」機能で背景切り抜きや音声ノイズ除去にNPUを利用
・ライブキャプション……「英語へ翻訳」機能でNPUを利用。「日本語へ翻訳」の機能追加が待たれる
まとめ:とにかく軽い使い勝手の良いモバイルPC、OLEDは動画鑑賞でも最高!
STYLE-14FH132-U5-UCSXは、パソコンを常に持ち運びたい人に強く訴求できるモデルだった。14型サイズの使い勝手の良さに、約0.84kgの軽量薄型ボディー。加えて、長時間バッテリー駆動可能な省電力性能に、最新CPUによる高いパフォーマンスと、欲しくなる要素がたくさん詰っている1台だ。
さらに、本機はディスプレーにOLEDを採用している点も大きな魅力。液晶パネルよりも薄く、軽量であることがOLED採用の大きな理由の1つのようだが、DCI-P3カバー率100%の広色域で動画鑑賞も存分に楽しめるノートPCに仕上がっている。
部屋の明かりを落として動画を再生すると、14型という画面サイズを忘れさせるほどの没入感が得られ、OLEDのすごさを再確認した次第だ。昼は学業やビジネスに、夜は部屋で動画鑑賞と、1日中活躍すること間違いなしなSTYLE-14FH132-U5-UCSX。持ち運び重視のノートPCを探しているならぜひオススメしたい。
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