STYLE-14FH132-U5-UCSXをレビュー
14型で約0.84kgの超軽量モバイルPC!CPUはCore Ultraシリーズ3でディスプレーはOLED(有機EL)、バッテリー駆動時間は13時間超え。もう欲しくなる要素しか見つからないッ!
2026年07月31日 10時00分更新
14型のOLEDディスプレーはまるで卓上のミニシアター
STYLE-14FH132-U5-UCSXのディスプレーは14型OLEDだ。画素の1つ1つが自発光して画面を表示するOLEDは、色再現の豊かさと黒浮きのない高いコントラスト、そして残像感のなさが特長だ。ディスプレーの表面処理は光の散乱を防ぐ光沢タイプで、発色の良さや黒の沈み込みを存分に発揮できていた。
ディスプレーの解像度は、一般的なアスペクト比である16:9のフルHD(1920×1080ドット)よりも縦に少し大きい、16:10のWUXGA(1920×1200ドット)。わずかな違いに思うかもしれないが、文書作成や表計算といった作業の際に、この少し広い画面が非常に役立つ。
一方で、WUXGAは16:9の動画を再生した際に画面上下に黒帯が生じる。ゆえに、その箇所での黒浮きが没入感を削ぐことから。動画鑑賞には向かないアスペクト比とも敬遠がちな人もいるだろう。しかし、OLEDであればなにも表示されない箇所は完全な黒となるため、画面上下にスペースがあってもまったく気にならなかった。
部屋の明かりを落とすと暗闇の中に画面が浮かび上がり、ちょっとしたミニシアター気分を味わえた。また、OLEDは圧倒的なコントラスト比で、HDR表示にも対応する。Windowsのシステム設定のディスプレー項目から「HDR」を有効にすることで、YouTubeなどの動画サイトでHDRコンテンツを楽しめる。
なお、OLEDについて少し詳しい人であれば気になるのは「焼き付き」への対策だろう。これは、長時間同じ画像を表示し続けると、その画像が残像のようにずっと残ってしまうという現象だ。焼き付きを回避するには、同じ画像を表示し続けないようにしなければならない。
そこで、STYLE-14FH132-U5-UCSXでは、付属の設定アプリ「Control Center 3.0」からOLEDの焼き付き防止の設定を行えるようになっている。適切に設定することで焼き付きを極力回避できるだろう。
そのほか、STYLE-14FH132-U5-UCSXは天板部分を180度まで開けて、画面をフルフラットにすることも可能。複数人がまわりから画面をのぞきこんでディスカッションする、といったシーンでも活躍するだろう。とはいえ、ディスプレーは光沢仕様なので、照明などが映り込まないように位置を調整する必要はありそうだ。
また、画面上部のベゼル部分には「Windows Hello」対応の200万画素Webカメラを搭載。顔認証のログインに利用できるほか、オンライン会議などでも活躍するだろう。
余裕のあるレイアウトで打鍵感しっかりタイプのキーボード
STYLE-14FH132-U5-UCSXはテンキーレスの日本語キーボードを搭載。14型ノートPCでは標準的といえるだろう。テンキーがないぶんレイアウトにも余裕があり、一部を除く主要キーのキーピッチは実測で約19mmの標準サイズを確保。各キートップは0.2mmのくぼみがあるディッシュ形状で指先に自然とフィットし、快適なタイピングをサポートするとのこと。
また、AI PCの象徴でもある「Copilotキー」も備えている。キーの打鍵音は小さめでキーストロークは浅めだが、キーの押下圧はそれなりに必要で、「押した」という感触が残るしっかりした打鍵感があった。変則的なキー配列はなく、カーソルキーも1段離れて配置されており、使い勝手は上々。細やかな気遣いが込められた、「さすが日本メーカーの日本語キーボードだ」と感じた。
ポインティングデバイスにも触れておこう。STYLE-14FH132-U5-UCSXにはマルチタッチ/ジェスチャー対応で物理クリックボタン一体型のタッチパッドが備わっている。操作エリアが広く、慣れてしまえばマウスを使わずとも十分快適にWindowsを操作できるだろう。
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