AI×利活用のイマを掴み取ろう!
【イベントレポート】「情シス Update Day 2025 in 名古屋」ソフトクリエイトが開催
提供: ソフトクリエイト
【セッション2】次世代インフラ基盤の賢い選び方~アセスメントサービスから最適な構成を導きコスト削減する方法とは~:株式会社ソフトクリエイト 西村 聖一
最後に紹介するのは、株式会社ソフトクリエイト プラットフォームソリューション部 クラウドビジネス推進グループ 上席技師の西村 聖一による、次世代ITインフラの選び方を伝えるセッションです。昨今、ITインフラはオンプレミス、クラウド、ハイブリッドなど様々な選択肢があり選定が困難という方も多いことでしょう。自社にとって最適なITインフラはどれなのか、失敗しない基盤選びの最適解を「サーバ最適化アセスメントサービス」を通して伝えます。
(1)伸びるクラウド市場、データセンタ市場予測も伸びている
西村が本セッションで取り上げたテーマは、「オンプレミスとクラウド、どちらが安いのか?」「サーバのコストを最適化する方法は?」「次期基盤はどう選定すべきか ― オンプレを使い続けるのか、データセンターに預けるのか、それともクラウドに移行するのか?」という内容。つまり、「サーバコスト最適化の手法」と「基盤選定の考え方」について整理します。
まず、西村はいくつかのデータをもとにクラウドサービス市場、オンプレミスのデータセンタサービス市場についての見解を述べました。
「総務省の『情報通信白書』などのデータによれば、クラウドサービス市場は予想通り右肩上がりで拡大を続けています。一方でオンプレミス、データセンターサービスの市場も同様に成長している点は見逃せません。つまり『クラウドだけが伸びている』のではなく、データセンターサービスも着実に伸びています。選択肢はクラウド一択ではなく、オンプレ・データセンター・クラウドそれぞれに成長余地と価値があるということです。」
(2)VMware の買収により、インフラ選定の見直しが迫られている
近年、ITインフラ業界に大きな衝撃を与えた VMware の Broadcom による買収。従来の永久ライセンスは廃止され、サブスクリプション一本化やコア単位でのライセンス制限強化など、利用条件が大幅に変更されました。従来のコストモデルが崩れたことで、多くの企業が想定外のライセンス費用増に直面しました。ITインフラの管理やリプレイスを担当する情シスやIT部門にとって、今後の基盤戦略を見直さざるを得ない「事件」がありました。
この件などを含め、西村はインフラ基盤のコスト最適化について3つの観点があると語ります。
「多くの企業で利用されていた VMware ですが、永久ライセンスが終了し、サブスクリプションに一本化、廉価版ラインナップ終了など選択肢が制限されたことを受け、Microsoft の Hyper-V や Nutanix、HPE のインフラなど、代替製品の検討が必要となっています。」
「2つ目は、リソース割り当ての最適化です。オンプレミスでは5年先を見越して余裕のあるサーバ構成を購入するケースが多く、実際にはリソースが過剰になりがちです。クラウドではリソース単位で課金されるため、適切な構成を見直せばコスト削減につながります。」
「3つ目はクラウドの割引プログラム活用です。クラウド料金は使った分だけ請求されますが、実際には大きく2種類の割引制度があります。1つはOSライセンス部分。もう1つはコンピューティング部分です。両方をうまく組み合わせることで、コスト削減が可能となることでしょう。」
また、コストを最適化するためにも、現状のサーバリソースのデータを収集し、可視化や分析することは欠かせません。そのためにも、アセスメントの必要性について西村は次のように語ります。
「サーバアセスメントとは、現在、稼働中のサーバのリソースを収集・分析し、適切な構成と割引プログラムを組み合わせて提示するものです。例えば、CPUやメモリー使用率、ディスク性能(IOPS)などを1か月間測定し、現状に即した構成を算出します。その上で、Azure など複数のプラットフォームで同条件の費用比較を行い、グラフやレポートでわかりやすく提示します。」
サーバアセスメントをサービスで利用することで、確実に効率的に進めることができるでしょう。信頼できるパートナーに依頼し、適切にアセスメントを行うことがコスト最適化につながります。最後に西村は、「リソースの可視化と最適化、割引制度の最大活用を同時に実現し、各社に合わせた最適解を導き出すことが可能なアセスメントサービス」を推奨し、本セッションを終える形となりました。
まとめ
愛知県名古屋市で開催された「情シス Update Day 2025 in 名古屋 ~AI×利活用のイマを掴み取ろう!~」は数多くの情シスに参加いただき、大盛況のうちに終了しました。
参加者からは 「行きやすい名古屋で開催してくれてありがとうございます。」
「生成AIに特化したプログラムが良かった」
「2つのAIのセッションがとても興味深かった」
などの声が寄せられたほか、多くの方に「満足」と評価していただきました。この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。
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