Zoom、AIで会議から提案書まで自動作成「AI Productivity Suite」を提供開始
Zoomは、会話を起点にスライドやスプレッドシート、提案書、レポートなどの成果物を作成できる「AI Productivity Suite」の提供を開始した。提供場所はZoomのプラットフォーム上で、日本でも既に利用可能だ。価格はZoomMateのサブスクリプションに含まれるほか、単体プランまたはアドオンとして1ユーザーあたり月額10ドルだ。
このスイートは、Zoom Canvas、Zoom Slides、Zoom Sheets、Zoom Paperで構成され、いずれもZoom AIを基盤に設計されている。会話や議論、決定事項をそのまま活用し、ゼロから白紙に向かう手間を減らすのが特徴だ。ミーティング、通話、チャットの内容をもとに、関連性の高い文書や資料を素早く作れる点が強みだという。
Zoom Canvasは会話と業務実行をつなぐ共同編集ワークスペースで、ミーティングで得たインサイトをドキュメントやプロジェクトトラッカー、Wikiへ変換する。Zoom Slidesはミーティング内容やプロンプトから直接プレゼンテーションを生成し、Zoom Sheetsは自然言語プロンプトやミーティングデータからスプレッドシートや分析レポートを作成。Zoom PaperはAIによる下書き、編集、フォーマット支援で文書作成を効率化する仕組みだ。
利用対象は、コンサルタント、代理店、ファイナンシャルアドバイザー、中小企業のチームなど、顧客との会話をもとに提案書や報告書をまとめる業務が多い層を想定する。生成した成果物は元の会話に紐づけられるため、意思決定の背景を確認しやすく、内容が変わった際にはAIが計画や文書をリアルタイムで更新する。さらに、Microsoft Office、Google Workspace、PDF形式へエクスポートでき、Zoom Paper、Zoom Slides、Zoom Sheetsはそれぞれ.docx、.pptx、.xlsxにも対応するという。
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