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ファーウェイ通信 第265回

「研究開発に投資を続ける」「日本のユーザーの声に耳を傾ける」そして革新的な製品を出す! ファーウェイ国内トップインタビュー

2026年05月01日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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ファーウェイの年間の研究開発費は日本円で4兆円以上
全社員の半分以上が開発者で技術開発に取り組む

――ファーウェイは、グローバル市場でも、先進的な製品やサービスをリリースし続けています。その背景には、ファーウェイのどんな強みがあるのでしょうか?

 まず重要なことは、ファーウェイはテクノロジーの会社だということです。

 毎年、研究開発のための投資を非常に大規模に行なっていて、2024年の研究開発費は約250億ドル、2025年には約270億ドルに達しています。これは世界のグローバル企業の中でも、トップレベルの金額です。2025年のデータでいうと、サムスンやNVDIAといった世界のトップ企業を上回っています。いかにテクノロジーを重要視しているかが理解いただけると思います。

 その姿勢は開発体制にも現われています。約11.4万人の開発者を社内に抱えていますが、これは全社員数の50%以上に当たる割合です。この投資額と開発体制があるからこそ、ファーウェイは常に新しい製品やサービスを生み出し続けることができるのです。そして、日本ではウェアラブル製品とオーディオ製品が注目されるのですが、実際のラインアップはAIやネットワーク機器、スマートフォンなど、多岐に渡っています。

――ハ・レイさん個人として「これはASCII読者に紹介したい」というファーウェイの技術や製品・サービスがありましたら、教えていただけないでしょうか。

 まずは、携帯電話網(モバイルネットワーク)やWi-Fi、Bluetoothなどのネットワーク環境がなくても通話が可能になる「ネットワークレス通信機能」です。これはファーウェイ独自の「NearLink」という近距離無線通信技術を応用したもので、最大通信距離は約7km、壁越しであっても通話が可能です。(海外で販売されている)ファーウェイの最新スマートフォンには専用アプリがインストールされていて、すでに利用可能になっています。

ファーウェイ

折りたたみディスプレーのタブレットを含めて、日本未発売の製品もいくつかデモしていただいた

 この機能が役立つ場面としては、たとえば、登山などのアウトドアアクティビティがあります。山奥では、携帯電話の電波が届かないエリアもありますが、そのような場所にいても通話が可能になります。また、災害時にはネットワークインフラに障害が発生してしまうことも考えられますが、そのような非常時にも威力を発揮するはずです。

 また、ファーウェイの独自OS「HarmonyOS」による、複数デバイス間のシームレスな連携機能もご紹介したいです。こちらもタブレットやスマートフォンなどの対応デバイスは(海外では)発売済みで、すでに利用可能です。

 この機能を利用すると、たとえばスマートフォンで撮った写真を様々な方法でタブレットへ転送したり、複数デバイスのディスプレーをまたがってカーソルを移動することなどが可能になります。より直感的、より効率的に、異なるデバイス間でテキストや画像をコピー&ペーストできる点が特長です。

――ハ・レイさんが普段から使っているファーウェイ製品には、どんなものがありますか?

 スマートフォンやタブレット、PCなど、仕事で使っているツールはすべてファーウェイ製です(※端末は日本の法令に従い、適切な範囲で使用しています)。それから、中国ではファーウェイの技術が投入されたクルマにも乗っていますよ。

 このクルマには、HarmonyOSをベースにした車載システムが採用されています。たとえば、ユーザーが地下駐車場の専用駐車スペースから出発すると、車両は自動で地下駐車場を出て都市の幹線道路に合流し、複雑な交差点にも対応しながら走行し、高速道路に入り、最終的に目的地に到着して自動で指定の駐車スペースに駐車します。また、ドライバーが車を離れた後、車両は自動で洗車の列に並び、充電スポットに接続し、サービス完了後には元の駐車スペースへ自動で戻ることも可能で、これにより、ユーザーのスキマ時間を真に解放します。

 さらに「安全こそ最大のぜいたく」というファーウェイのスマートドライブ理念に基づき、前方・側方・後方の全方向に対応した衝突防止能力を備えています。最新システムでは滑りやすい路面を検知して事前に制動戦略を調整したり、自動緊急回避機能を導入しており、制動距離が不足する極限状況では、システムが自動でステアリング操作をして障害物を回避します。

 こういったインテリジェントな車載システムは、これまでEV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)への採用がほとんどだったのですが、ファーウェイではガソリン車への導入も推進しています。アウディとの協業で開発されたクルマは、すでに中国国内では発売されています。

ファーウェイ

アフターサービスに力を入れるとともに
ユーザーからのフィードバックを財産だと考えて大事にしている

――2026年の日本市場での戦略をどうお考えですか?

 これまでと変わらず、お客様のエクスペリエンスを向上させる取り組みに注力していきたいと思います。

 2025年に私たちが取り組んだのは、アフターサービスの拡充とお客様の購買体験の向上でした。アフターサービスについては、サポートの受付を週7日にするとともに、営業時間の延長やオペレーターの人員追加も実施しました。購買体験の向上については、オンラインだけでなく、オフライン(対面)での販売も重視していて、50を超える拠点に対して投資し、販売スタッフの数も増やしました。これらの施策は今後も継続していくつもりです。

 2026年は、日本のユーザーの「声を聞く」取り組みにも力を入れます。

 私が考える日本の消費者の素晴らしい点は、製品を購入して使用したあとに「どこが良いのか、あるいはどこが悪いのか」をとても真面目に評価してくれるところです。この特徴については、私はファーウェイの他のリージョンの担当者と話し合ったことがあるのですが、彼らの意見も一致しています。日本のユーザーからの評価は、私たちにとって非常にありがたいもので、とても大切な財産だと考えています。

 これは昨年の話ですが、私たちは電話サポートに直接寄せられたクレームや要望、販売サイトに書き込まれたコメントなどを1万件以上収集し、レポートにまとめました。このレポートは、販売体制やサービス内容などの改善に活かされるほか、開発チームにもフィードバックされます。

 実は開発チームも、日本のユーザーの評価を重要視していて、これを製品の改善につなげるためのプロジェクトも立ち上げられています。その背景には、日本のユーザーの声に応えることが製品のブラッシュアップにつながり、世界中のユーザーからの評価を高めることにも結びつくはずという考えがあるのです。

 2026年も引き続き、日本のユーザーからの「価値のある声」に耳を傾けて、お客様のエクスペリエンス向上につなげていきたいと思います。

――最後に、ハ・レイさんが今後、日本で挑戦してみたいことがあれば、お聞かせください。

 まだ日本の伝統的な文化というものをあまり体験できていないので、機会があれば、相撲を観戦してみたいですね。

 それと先日、映画『国宝』を観たのですが、内容については言葉の壁もあったものの、中国の京劇と似た部分もあって、日本の伝統芸能に興味を持ちました。こちらも時間を作って見に行ければと思っています。

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