人気開発スタジオHypolygonに聞く、新世代のゲーム開発とは
マンションの1室から世界へ、大流行中の「Roblox」で開発する要注目ゲーム「Bugmon」はゲーミングPC1台で作られた!?
2026年03月31日 11時00分更新
モンスターだけでなくプレイヤー自身も戦う新しいスタイル
モンスターのスキルを身にまとって戦え!
──今制作されている「Bugmon」は、どういったゲームなんですか?
Vizillさん:フィールドにいるBugmon(モンスター)を倒して捕まえて、いっしょに戦うゲームになっています。特徴的なのは、バグモンだけでなくプレイヤーも戦えるという点です。プレイヤーはバグモンの特性を自身に宿すことでスキルを強化できます。例えば、水属性のバグモンを捕まえたら、水のスキルを自身に付与することが可能です。
──プレイヤー自身も戦えるというのは、確かに新しいですね。
Vizillさん:バグモンにはさまざまな属性があって、例えば水は炎に強いなど、じゃんけんのようになっており、瞬時にバグモンを切り替えながら戦略的なバトルを楽しめます。PvE(対バグモン戦)はもちろん、PvP(対人戦)も想定しています。
──マップの規模はどれくらいなんですか?
Vizillさん:マップには、複数の島が存在していて、すべての島をまわってクリアーするのにだいたい4時間くらいかかると思います。ただ、それだけで終わるわけではなく、クリアー後は自身のレベルをリセットして、さらに同じマップ(島)を周回する「プレステージ」という要素を取り入れています。マップは同じですが、1周目では手に入らない特別なアイテムやバグモンを手に入れることができます。
──周回システムはいいですね。やりこみ要素はうれしいです。Bugmonを制作するうえで、苦労したポイントはありますか?
Vizillさん:Robloxのプレイヤーが比較的若く、パソコンだけでなくスマートフォンで遊ぶ方もたくさんいらっしゃるので、スマホでも快適に動くようにパフォーマンスを調整することが必要でした。実は最初、もっとリッチなグラフィックで制作していたのですが、これではスマホで快適に遊ぶのは難しいかもしれないということで、あえてグラフィックの質を落として、より遊びやすく作り直したんです。
──なるほど、でもグラフィックの質を落としたことで逆に味が出ている感じもしますね。
瀬川さん:そうですね。これまでHypolygonはフォートナイトでもグラフィックやデザインを高く評価していただいてきたこともあって、単純な劣化だけは絶対に避けたかったので、何度もVizillと話し合った末に、スペックの制約と向き合いながらも最も味が出せると判断したボクセルスタイルにたどり着きました。
──ほかにRobloxに合わせてこだわった部分はありますか?
瀬川さん:Robloxには独自のトンマナみたいなものがあって、僕らはそれをちゃんと踏襲したうえで作ることを大切にしています。簡単にいうとRoblox内のゲームどうしがお互いに影響し合いながら進化していくという独特の文化があるんです。UIの作り方ひとつとっても、その文脈の中にちゃんと乗っかることが、Robloxのプレイヤーに自然に受け入れてもらうための大事な要素だと思っています。
Vizillさん:あとはパソコンやハイスペックなスマホで遊ぶ人は通常のモードを、通常モードだとちょっと重いなと感じる場合はパフォーマンスモードを選択いただければ、より快適に遊ぶことができますよ。
──Robloxだからこその調整も結構ありそうですね。
瀬川さん:これもRobloxの特徴なんですが、ゲームがめちゃくちゃたくさんあるので、第一印象がとても大事なんです。そこで長めのムービーを流したり、チュートリアルで説明したりすると、ユーザーがすぐに離れてしまう傾向があるので、あえてそういったものを排除して、直感的な操作ではじめられるように設計しています。
──ユーザーは、日本だけでなく世界中にいるわけですよね。Bugmonでも海外の人といっしょに遊ぶことが起こりうるんですか?
Vizillさん:そうですね。現在Bugmonの制作過程をTikTokで公開しているのですが、ベトナムでバズって、ベトナムの言葉でコメントが大量についたりしています。日本だけでなく、世界中で遊んでもらえるチャンスがあるのも、Robloxの魅力だと思います。
──Bugmonは最大何人で遊べるんですか?
Vizillさん:ローンチ時には、最大8人で同じサーバーに入れます。ただ、将来的には別のフィールドに100人集めてバトルロワイヤルをするといったように、バグモンを集めた人たちで別のルールで遊ぶモードなども検討しています。
──それもRobloxならではといった感じがしますね
Vizillさん:友達と遊ぶ際には、プレイヤーどうしで協力してターゲットのバグモンのHPを削り、いっしょに倒すことができます。その場合、バグモンを捕獲できるプレイヤーはランダムとなっています。そのため、「今回は僕が手に入れたから、次は君が手に入れて」といった協力プレイも生まれ、そこからプレイヤーどうしの自然なやり取りや協力関係が生まれるようにデザインしています。
──開発画面を見ていると、やりたくなってきますね。せっかく子供たちの間で流行しているということなので、親子でプレイするというのも楽しそうです。
瀬川さん:確かにそうですね。子供たちだけでなく、親子のコミュニケーションツールとして使っていただくのも、いいかもしれません。
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