どのシーンでも感じたケーブル1本でいいという手軽さ
一通り体験し、何度もカバンから出し入れして感じたのは、ケーブル1本挿せばOKだという手軽さだ。しかもType-CケーブルはHDMIケーブルと比べ細くて柔らかく、取り回しがしやすい。これにより置き場の自由度が高まり、さらに使いやすさが向上している。
また、双方向のパワーデリバリー対応によるパススルー充電も地味に便利。とくに長時間作業したい場合はノートPCのバッテリー残量が気になるだけに、Type-Cを1ポートだけで映像出力も充電もできるというのがありがたかった。
なお、最大65Wの出力に対応しているが、ノートPCを使用しながら充電する場合は80W以上の充電器が必要だ。80W未満でも充電できないわけではなく、65W未満での出力になるだけだ。モバイルノートでは65Wは必要なく、45Wでも十分なことが多い。持ち歩く充電器の軽量化のため、80W以上ではなく、あえて65Wの充電器を使うというのもアリだろう。
シーンによって使い勝手の評価が大きく変わると感じたのはスタンド。角度によって必要な奥行きが変わるため、机の制限を受けやすいからだ。見やすい角度で置きたいけどスペースが足りない、と感じることが何度かあった。
おもしろいのは、この内蔵スタンドは端が少し切られており、縦画面に置けること。机の幅が狭い時は、あえて縦置きにするのはアリだろう。
スタンドが使いにくいなら三脚穴を活用する!
狭い机で作業する際にスタンドの不満を解消できないかとよく見てみると、背面中央部に三脚穴があることに気づいた。外付けのスタンドを使うならVESA規格のプレートを取り付ける、というのが定番だが、スタンドを持ち歩くのかといわれると、答えはノーだ。
しかし三脚穴なら、汎用のカメラ三脚が利用できる。これを使えば、よりモバイルモニターの使い勝手が向上するのではないかと考え、いくつか試してみた。
まず試したのは、シンプルにカメラ用のミニ三脚。ミニ三脚といってもミラーレス機の重量に耐えられるくらいにはしっかりしたタイプのものを使用した。
設置面積はそこまで狭くないものの、自由雲台により画面の角度を自在に変更できるのがメリット。安定感も高く、かなり実用的だと感じた。
続いて試したのは、タブレット用のスタンド。もともとはタブレットを挟んで固定するアダプターがついていたのだが、これをボールヘッドのアダプターへと変更。三脚穴に取り付けられるようにしての利用だ。
タブレット用スタンドのいいところは、台座がしっかりしており、高い位置で固定しやすいこと。これにより、省スペースながらも上下2画面というレイアウトが可能になる。
視線の移動は、左右よりも上下の方が楽なことが多い。それだけに、一度は試してみるといいだろう。ただし、このスタンドを一緒に持ち歩くのは現実的ではないため、自宅で使いたい場合に限られるだろう。
もっと軽くて小さい三脚はないかと思って見つけたのが、クランプ型だ。挟んで固定するため、本棚やラックなど、丈夫な家具があることが前提だが、近くにあれば頼もしいスタンドになってくれる。
なお、気をつけたいのはこの三脚穴があまり丈夫ではないことだ。ネジ1点でモニター本体を支えることになるため、無理に動かそうとすると壊れてしまう危険がある。ただ、その点を差し引いても、かなり便利に使えそうだと感じた。
軽量なモバイルモニターがあれば出張装備はもっと便利になる!
作業効率が落ちてしまう原因のひとつは、デスクトップが狭いことにある。それを解消できるモバイルモニターは、現地での作業を効率化し、作業時間を短縮できるという点で優れている。とくに、資料やデータを見ながら作業することが多いのであれば、効果は絶大だ。
たった1kg増えるだけで作業効率が大幅に改善できるのであれば、選ばない手はない。出張仕事を少しでも楽にしたい、快適にこなしたいと考えているなら、MB16FCはかなり魅力的なモバイルモニターといえるだろう。
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