2025年度の決算・事業説明会でkintoneの規模別売上比率を初公表
kintoneの大企業売上は間もなく3割に サイボウズはグローバルで“戦える”新サービスも開発中
2026年02月26日 11時00分更新
5年での売上倍増に向け、人材採用強化やグローバルで戦えるサービスの開発も
最後に、2026年度の見通しと中期目標が語られた。2026年度の通期業績は、連結売上高は前年比12.7%増の421億6800万円、営業利益は前年比4.1%増の105億1400万円を見込んでいる。
利益の伸びを抑え気味に見積もっているのは、中期目標の達成に向けた新しい挑戦を進めるためだ。現在、2028年度までに連結売上高509億円を突破するという目標を掲げており(予想値は480億~500億)、これは、2023年度の連結売上高を5年で倍増させる数字になる。
「今が攻め時」(青野氏)という考えで投資を強め、2026年度は採用数も拡大し、採用力を高める一貫として2027年新卒の初任給を月給40万円以上に引き上げることも決定している。
他にも中期目標達成のための注力活動を3点設定している。ひとつ目は、大規模導入・全社導入の推進で、同領域向けの機能強化に加えて、マーケティングや営業活動を強化していく。2つ目は、プロダクトの進化であり、サイボウズNEXTのビジョンの下で、開発や運用への投資を継続する。
3つ目は、グローバルで戦える製品展開に向けた研究開発だ。この活動自体は昨年から継続して設定されているが、今回は「3年以内に提供したい」と言及された。質疑応答では製品の方向性として、「次の時代には、人とAIが協働できるチームワーク基盤が必要になる。チームワークのスペシャリストとして、こうしたコンセプトを新製品に盛り込みたい」(青野氏)と語られた。
最後に青野氏は、「サイボウズは、チームワークあふれる社会をつくるために活動している。世の中はまだまだチームワークが根付いておらず、人類はまだまだチームワークが上手くない。サイボウズの文化やツールを広げることで、チームワークが楽しく、生産性の高いチームを増やしていきたい」と締めくくった。







