外付けストレージはAPFSとexFATでコピー速度が最大40%も低下する!? Thunderbolt 5搭載MacとWindowsで徹底検証
提供: 日本サムスン
内蔵ストレージを超える爆速環境で
APFS vs exFAT フォーマット対決
早速、フォーマットの違いでどの程度の速度差が出るのか、M4 Pro搭載の「Mac mini」(512GBモデル、macOS Tahoe 26.1)で計測した。
まずは「AmorphousDiskMark 4.0.1」を使い、APFSフォーマットでの結果を内蔵ストレージと比較した。
結果は、9100 PRO SSD搭載のExpress 1M2 80Gのほうが内蔵ストレージより速く、特に書き込みでの速度差は約2500MB/秒にも及んだ。これは、内蔵SSDが512GBと容量が少なく一般的に大容量の方が書き込み性能が優位なのと、キャッシュ容量の差からこの結果になっている可能性がある。そのため、9100 PRO SSD搭載のExpress 1M2 80Gの導入は合理的な選択と言えよう。
次に、検証課題であるフォーマットの影響を調べるため、同ドライブをexFATにして計測した。
結果は、exFATのほうが書き込み速度で若干落ちているものの、ほぼ遜色ないレベルとなった。ベンチマークテスト上では、ほぼ速度差は見られないが、では実際にファイルを読み書きしたときにどうなるのか見てみた。
検証にあたっては、クリエイティブ作業で利用する、カメラのRAWファイルを1987枚(167.61GB)、動画ファイルを24個(165.76GB)の合計333.37GBをFinderでコピーが完了するまでの時間をストップウォッチで計測。3回計測した平均値を結果としている。
ただ、Mac mini本体内蔵のストレージは、AmorphousDiskMarkの結果から書き込み性能が落ちるため、別途Thunderbolt 5に対応したエンクロージャーAcasis「TB501Pro」に9100 PRO SSD 4TBを装着したストレージも用意して、外付け同士でのコピーも実行することにした。
結果は、リードはAPFSフォーマットがわずかに速く、約5.3%の伸びだったが、ライトは約1.6倍(約61.1%)の速さを見せた。TB501Pro(APFS)もExpress 1M2 80G(APFS/exFAT)も、ベンチマークテストでは連続読み書きで全て6500MB/秒以上の速度が出ていることを考えると、Express 1M2 80G(exFAT)への書き込みにおいて、何らかのボトルネックが存在しているようだ。
Mac内蔵SSDとのコピーは、Express 1M2 80GからMac内蔵SSDへのコピーが、フォーマットに関係なく9倍以上の速度差が発生した。コピー量が160GB付近までは速かったものの、残りが低速になってしまったため、大容量を一気に転送するよりは小分けに転送したほうが効率的なようだ。
したがって、現バージョン(macOS Tahoe 26.1)においてはMacで外付けストレージを使うならAPFSの方がメリットがあると言えるが、ご存知の通りWindowsではAPFSは非対応のため、両方のOSでの使用を前提とした場合、 一般的にはexFATでの運用を考えるだろう。






