外付けストレージはAPFSとexFATでコピー速度が最大40%も低下する!? Thunderbolt 5搭載MacとWindowsで徹底検証
提供: 日本サムスン
2024年11月に登場した「Mac mini」はM4チップとM4 Proチップを選択できるが、M4 Proチップ搭載モデルはThunderbolt 5に対応したことで、外付けストレージ環境は激変したと言える。特にクリエイティブユーザーにとって、肥大化するデータを外付けストレージで高速にやり取りできることは、作業効率の大きな改善を期待させる。本体内蔵ストレージのアップグレードコストは依然として高く、多くのユーザーが外付けストレージの活用を検討しているはずだ。
ここで注意したいのが「フォーマット(ファイルシステム)」の選択である。MacだけでなくWindowsでもデータを共有したいという理由から、安易にexFATを選んでいないだろうか。実はその選択が、最新SSDのポテンシャルを大幅に削いでいる可能性があるのだ。今回は、Thunderbolt 5に対応したエンクロージャーに「Samsung 9100 PRO SSD」を用いて、ストレージの真価を引き出す最適な運用術を徹底検証する。
理論値80Gbpsを解き放つ9100 PRO SSD+OWC Express 1M2 80G
今回の検証に使用した機材は、以下の組み合わせだ。
まず、NVMe SSDにはSamsungの最新Gen 5対応モデル「9100 PRO SSD」を使用する。シーケンシャルリードが最大14800MB/秒、シーケンシャルライトが最大13400MB/秒を誇るトップクラスの速度に加え、Gen 4対応の990 PRO SSDより電力効率が最大49%向上しており、発熱を抑えて安定したパフォーマンスを提供してくれる。
また、ランダム性能がリードで最大2200K IOPS、ライトで2600K IOPSと速く、クリエイティブ作業やゲーミングなど、読み書きが多く発生する用途で威力を発揮する。容量は1TBから8TBまでの4モデル展開で、今回は8TBの大容量モデルを使用して計測した。
一方、エンクロージャーにはOWCの「Express 1M2 80G」を採用。USB4 80GbpsとThunderbolt 5に対応し、従来のUSB4/Thunderbolt 4(40Gbps)の2倍となる帯域幅を実現している。NVMe SSDの接続規格はGen 4対応となるため、9100 PRO SSD本来のGen 5性能をフルに発揮することはできないが、その分余裕のある転送速度が期待できる。外部電源を必要としないバスパワー駆動も魅力だ。




