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エアコン「黒カビ」に終止符。シャープの新作はファンを直接ナノコーティングする力技

2026年01月27日 18時20分更新

文● サクラダ 編集●飯島恵里子/ASCII

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プラズマクラスターエアコン「Rシリーズ」

 シャープは1月27日、2027年度を目標とする新省エネ基準を全機種で達成したプラズマクラスターエアコン「Rシリーズ」8機種を発表した。

 本シリーズは、エアコン内部の清潔性にこだわり、カビの増殖を抑制する「防カビカラッとファン」を新たに搭載したのが最大の特徴だ。同社が開催した新製品発表会では、真菌類研究の権威である県立広島大学の森永力名誉教授が登壇し、エアコン内部で特にカビが発生しやすい部位が「ファン」であることを解明したと説明した。

真菌類研究の権威である県立広島大学の森永力名誉教授が登壇

業界初のナノコーティングファンでカビの根本原因を遮断

 この研究結果を受け、同社は業界で初めてファンに「超親水ナノコーティング」を採用した。このコーティングはカビの除菌性能を持つだけでなく、ファンの表面に残った水分を素早く広げることで乾燥時間を約60%短縮する。カビの増殖原因となる水分やホコリの付着を抑えることで、根本的なカビ対策を実現した。

 さらに、独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」も進化を遂げた。運転停止後にファンを逆回転させてイオンを充満させる「プラズマクラスター内部清浄」や停止中も内部を見守る「カビパトロール」により、送風路のカビを除菌する。これらの相乗効果により、吹き出す風に含まれるカビを99.0%以上減少させることに成功したとうたう。

 また、利便性の面ではエアコンとして初めて生成AIサービスに対応。専用アプリ「COCORO HOME」を通じて、使い方や手入れ方法をテキストで質問すると、データベースを元に自然な言葉で回答が得られる。設定変更の際には、回答から直接設定画面へ誘導するなどのインテリジェントな連携も備えている。

 設置性については、小部屋向けの「AY-U25RS」「AY-U22RS」において、新省エネ基準を満たしながら業界最小となる高さ249mmのコンパクト設計を実現。窓上などの限られたスペースにも設置しやすくなっている。上位モデルには「マルハナバチの羽根」の形状を応用したネイチャーテクノロジーを採用し、送風効率を約4%向上させるなど、省エネ性能も追求した。

 価格はいずれもオープン価格。市場想定価格は、19〜23畳向けの「AY-U71RL2」が36万円前後、16〜20畳向けの「AY-U63RL2」が34万円前後、15〜18畳向けの「AY-U56RL2」が32万円前後、11〜14畳向けの「AY-U40RL2」が30万円前後、9〜12畳向けの「AY-U36RL」が29万円前後、8〜10畳向けの「AY-U28RL」が28万円前後で、これらは3月12日に発売を予定している。またコンパクトモデルの6〜8畳向け「AY-U25RS」は27万円前後、6〜7畳向け「AY-U22RS」は26万円前後となり、2月26日の発売を予定している。

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