【日常・レジャーが防災グッズになる編】キャンプにも便利!
これは究極のフェーズフリーかもしれない。小型で取り回しの良いキャンピングカーはレジャーだけでなく日常使いも可能。災害時には移動できる避難所にもなる。
キャンピングカーは究極のフェーズフリー
日本特種ボディー株式会社「EXPEDITION STRIKER」 販売価格1033万7960円~
今年7月、日本で始めてフェーズフリー認証を取得したキャンピングカーがある。日本特種ボディー(埼玉県越谷市)が2024年11月から販売している「EXPEDITION STRIKER」だ。同車は、いすゞのキャンピングカー専用シャシー「Travio」をベースに開発した1.9Lディーゼルエンジン・6速AT車で、AT限定免許でも運転できる、いわゆるキャブコンだ。
STRIKERがフェーズフリー認証を取得できたのには3つのポイントがある。1つは、車両設計思想と機能性。一般的なキャブコンタイプのキャンピングカーは運転席部分(キャブ)と後方の居住空間は一体化されているが、STRIKERは分離構造となっている。これは、高低差のある荒れた路面を走行中に、タイヤが浮き上がって空転することを防ぎ、タイヤの接地性を高めて悪路の走破力を確保するためのものである。災害時に舗装路が傷ついてしまったり、未舗装路しか使えない場合でも、支援物資を届けられる可能性が高まる。
2つめは新型シャシーのユニバーサルな優位性。普通AT免許でも運転でき、サイズは全長5m弱・全幅1.8mとコンパクトで、最小回転半径が4.4mと軽自動車並み。狭い道でも運転しやすく、女性やシニア、若年層など運転者を選ばない。
3つめは、優れた発電性能と電気のシェアリング機能。STRIKERはオプションで大容量ソーラーパネルとポータブル電源を搭載でき、災害時に電力の供給が止まっても自家発電が可能。ポタ電に貯めた電気は、同じ被災者のスマホの充電用に簡単に分け与えることができる。
小型で取り回しの良いキャンピングカーはレジャーだけでなく日常使いも可能で、さらに災害時には移動できる避難所となり、被災者に電気や食料を届ける支援車両にもなる。究極のフェーズフリーと言える。
手押しするだけで膨らむエアーマット
イガラシ「ポンプインエアーマット」 販売価格 1万3200円
エアーマットの中にポンプを内蔵しており、2~3分間程度両手で押し続けることで膨らませることができる。別途ポンプを用意する必要がないのでコンパクトに収納でき、いざという時にすぐに使えて便利だ。膨らませた時のサイズは長さ1820×幅500×高さ80mmとちょうど1人分、収納サイズは長さ400×190×100mm、重量は670g、耐荷重は200kgだ。
本体はTPU(ポリウレタン)の上に75Dポリエステルを貼り付けた二重構造で丈夫にできており、防水性も高い。高さ8cmもの空気の層は硬い床やゴツゴツした地面の感触を伝えず、またコンクリート床や地面の冷気も伝えず、快適な睡眠をサポートする。平時ではキャンプや車中泊に、災害時には避難所で活躍するだろう。
太陽光充電と食材温めシート付きのリュック
WILLTEX「WILLCOOK SURVIVE」 直販価格 4万9800円
多機能リュックと着脱式ソーラーパネル、発熱ポーチの3点セット。リュックは30Lの大容量で、前面のメインポケットは断熱材入りで保温・保冷効果を持つ。背面のメッシュパッドは取り外すことができ、広げて座布団、畳んで枕として利用できる。
ソーラーパネルのサイズは幅280×高さ420×厚さ3mmとリュックと同じサイズ。リュックに取り付けて歩きながらスマホやモバイルバッテリーにチャージでき、外せば太陽の向きに調整しながら効率的に充電できる。なお重さは450gだ。発熱ポーチはレトルトカレーの温めや膝や腰、手や首の保温にも使える。
リュックは日常で使い、ソーラーパネルや発熱ポーチのWILLCOOK DRIVEを組み合わせればハイキングやキャンプ、ピクニックなどでも重宝しそうだ。
テーブルになるスーツケース
エース「ace.テオフィールド」 直販価格 3万7400円~
旅行用のスーツケースだが、災害時の避難を想定した作りになっていることが特徴。まず、ボディトップが平面で、横に寝かせれば簡易テーブルとして利用できる。ボディに施されたリブにより強度が保たれおり、簡易テーブルとして使用する際にも安心だ。
キャスターは60m/mの大型双輪ホイールを採用し、未舗装の悪路でも安定した走行が可能。一般的なセンターオープンに加え、トップのみを開閉するフロントオープンも可能で、2気室化して収納を分けることができる。例えば、フロントオープンした手前に日常的に使用する衛生用品、フロントオープンした奥には衣類を詰めるといった感じだ。
サイズは機内持ち込み可能な32Lと、預け入れサイズの64L、95Lの3種類を用意する。旅行用と防災用にサイズ違いで2種類持っていると便利だ。












