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木梨憲武が魅せる「Galaxy AI」の魔法! 直感とテクノロジーが融合する創作の未来

2025年12月23日 18時00分更新

文● スピーディー末岡 編集●ASCII

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タレントの木梨憲武さん

 今日23日、サムスン電子ジャパンは都内のGalaxy Harajukuにて「Samsung Galaxy AI School」を開催しました。本イベントには、Galaxyのグローバルプロジェクト「Voice of Galaxy」のアンバサダーを務める木梨憲武さんが登壇。最新の「Galaxy Z Flip7」に搭載されたAI機能を駆使し、プロのアーティストとしての視点と、誰でも真似できる遊び心を交えた創作デモンストレーションを披露しました。なお、会場には抽選で選ばれた10名のファンも参加しました。

冒頭、来場者に挨拶をした、サムスン電子ジャパン CMO/MX事業本部 Marketing Team長 小林謙一氏

「落書き」が数秒でアートに。スケッチアシストの衝撃

 Galaxy歴2年の木梨さんは、プライベートでも使っているというGalaxy Z Flip7を片手に登場。「オジサンでも使いやすい」「AI機能に助けられている」とコメント。CM撮影時のエピソードも含め、Galaxyに関するトークで会場を盛り上げました。

 イベントの目玉となったのは、Galaxy AIの「スケッチアシスト」機能を用いたワークショップです。これは、画面上に描いた簡単な下書きを、AIが本格的なアート作品へと昇華させる機能です。

 自身もアーティストとして活躍する木梨さんは、「ハワイ」や「サンタクロース」といったテーマに対し、迷いのない筆さばきでラフなスケッチを描き込みました。そこにAIによる「ポップアート」や「水彩画」などのスタイルを適用すると、わずか数秒でプロ顔負けの配色と質感を備えた作品が生成されました。木梨さんは、AIが提示する自分にはない色彩感覚やパターンの発想に驚きつつも、「AIがヒントをくれる。これなら誰でもピカソになれる」と、その実用性と楽しさを強調しました。

テーマは木梨さんの好きなハワイ

テーマはノリサンタ

AIは「あくまでヒントをくれるパートナー」

 木梨さんのAI活用術で印象的なのは、AIにすべてを委ねるのではなく、「AIとの対話」を楽しんでいる点です。木梨さんは、AIが生成した見事な作品に対し、「全部任せると私ではなくGalaxyさんの作品になってしまうから、そこから自分の色を乗せて自分の作品に戻す」という、クリエイターとしてのこだわりを語りました。

 この姿勢は音楽制作でも同様です。ミュージシャンでもある木梨さんは、ギターの演奏や譜面の読み書きができなくても、「Gemini Live」を通じてAIにテーマや歌詞の相談をすることで、楽曲のヒントを得ているといいます。木梨さんにとってAIは、専門的な技術の壁を飛び越え、頭の中にあるイメージを形にするための「熟練の助手」や「友人」のような存在なのです。

 なお、こぼれ話として「最近、秋元 康さんが歌詞対決でAIに負けたらしい」というエピソードで会場を笑いに誘い、あらためてAIの優秀さを実感したそうです。

誰もがクリエイターになれる時代へ

 木梨さんは、自身の創作の源泉を「思い込み」や「勘違い」であると自己分析します。美術大学を出ていなくても、楽器ができなくても、「自分は表現者だ」と思い込み、Galaxy AIをツールとして使いこなすことで、実際に次々と新しい作品を生み出しています。

 木梨さんにとってのGalaxy AIは、「真っ白なキャンバスに最初の一筆をプロ級の精度で入れてくれる熟練の助手」のようです。彼はその提案を楽しみつつ、最後に自分自身のカラーを乗せることで、テクノロジーと人間の個性が融合した新しい表現を追求しているようです。

 そして、イベントの締めくくりに、木梨さんは今年の漢字として「動」を挙げ、来年の抱負に「集」を掲げました。動の理由は2025年はとにかく動いた年だったということ、集の理由は、みんなを集めていろんなことをしていきたいから、とのこと。自身も大人数のイベントを仕切るのが好きとのことです。

 AIというテクノロジーの力で、人と人が繋がり、アイデアを形にするスピードが加速していく。そんなワクワクするような未来を予感させる内容となりました。

去り際に、Galaxy Watchも使っていることをさりげなくアピール

参加者はなんと木梨さんと2ショット撮影が! しかも写真をもらえました。一生の宝になりそうです

 今回のイベントは、Galaxy AIが単なる便利な機能ではなく、我々の「創造性を拡張するパートナー」であることを証明しました。難しい操作は不要で、直感的に「遊ぶ」だけでプロ級のアートや音楽に触れられる。木梨さんが示したこの「AI活用術」は、ITデバイスの新しい可能性を提示してくれました。

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