ASUS JAPANは12月23日、同社のゲーミングブランドであるRepublic of Gamers(ROG)から新製品「ROG Rapture GT-BE19000AI」を2026年春頃に日本国内で発売することを発表した。このゲーミングルーターは、専用のAIコアを搭載し、従来のCPU処理に依存しない独立したAI演算を実現することで、ネットワークの安定性とパフォーマンスを自動的に最適化するという。
「ROG Rapture GT-BE19000AI」は、ゲーマーやクリエイターにとって理想的なルーターだ。AIコアに加え、クアッドコアCPU、4GBのDDR4メモリ、32GBの内蔵ストレージを装備し、ネットワークの連携を強化する。最大19GbpsのWi-Fi 7通信や、最大31Gbpsの有線通信を可能にすることで、オンラインゲームや高帯域を必要とする映像制作・配信環境においてもストレスのない接続を実現するとしている。
この製品には、ASUSの独自機能「WiFi Insight」を搭載しており、Wi-Fiおよび非Wi-Fiの干渉をリアルタイムでスキャンし、自動的なチャンネル切り替えで安定したネットワークを維持する。また、AI Game Boostにより、最大34%の遅延削減が可能となっており、ゲーム中のスムーズなプレイを提供するという。
高度な冷却設計も特徴的で、30%増厚のアルミプレートとナノカーボンコーティングにより放熱性能が18%向上しているため、長時間の使用でも安定した性能を発揮することができる。さらに、Dockerエンジンの統合により、スマートホームやエッジAI対応の機能を備えており、家庭内のネットワークを包括的に管理できるスマートホーム中枢としても優秀だ。




