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世界初の個人性適用機能を搭載したfinalのフラッグシップイヤホン

明日終了、身体形状から“あなた専用”の音を生成できるワイヤレスイヤホン「Tonalite」

2025年11月19日 18時00分更新

文● ASCll

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 finalは11月19日、世界初となる「音色の個人性適用機能」を搭載したフラッグシップイヤホン「TONALITE(トナリテ)」を発表した。2025年11月19日(水)18:00〜からGREEN FUNDINGでクラウドファンディングのプロジェクトを開始。通常価格3万9800円の本体が、超超早割(21%OFF)から購入可能。期間は12月19日までなので興味がある人は、ぜひチェックしてほしい。

アバターとシミュレーションで実現する個人性適用機能とは?

 これまでのイヤホンは、ユーザーの身体形状(頭の大きさ、耳の形、肩の厚みなど)による音の変化を考慮せず、一律の音を届けてきたが、実際には利用者の身体的特徴が音の反射や回折を引き起こし、耳に届く音色を変化させていることが知られている。

 TONALITEは、この身体の個性をデジタル技術で測定し、音色を個人ごとに最適化(パーソナライズ)できる製品。誰にとっても「自然な音色」を実現できる世界初のイヤホンとうたわれている。

 音色のパーソナライズを支えるのは、final独自のシミュレーション技術「DTAS(Digital Twin Audio Simulation)」だ。スマホカメラで身体をスキャンし、クラウド上.に3Dモデル「アコースティックアバター」を作成。このアバターを使い、バーチャル空間でシミュレーションすることで、身体が音に与える影響を精密に計算する。final独自の数理モデルから算出したパラメーターに基づく、聴覚モデルを本体に適用する仕組みだ。聞き慣れた楽曲からこれまで気づかなかった繊細な抑揚やディテールが引き出され、全く新しい音楽体験が可能になるとしている。

 フラッグシップイヤホンということで超低歪ドライバー「f-CORE for DTAS」の搭載など、ハードウェアも上質なものとなっている。0.1dBレベルの精密な音色再現を可能にするため、接着剤を極限まで排除し、振動板とエッジを一体成形。歪みを劇的に低減している。

 また、トリプルハイブリッド・ノイズキャンセリングとして、ソニー製のANC対応チップ(CXD3784)とInfineon製の高性能マイクを組み合わせ、筐体構造による物理遮音とハイブリッド型のアクティブ・ノイズキャンセリングを組み合わせたのイキャン機能も搭載。「音質優先」モードでは音楽への影響をゼロに抑えているという。最高品質のマイクと独自アルゴリズムにより、静かな場所での足音やタイピング音の強調を抑えた、極めて自然な外音取り込みも特徴だ。

 本体には小型設計と新開発イヤーピース「FUSION-G」を同梱。長時間の使用でも圧迫感のない安定したフィット感を提供するという。Bluetooth 6.0に準拠し、SBC, AAC, LDACコーデックに対応。本体最大9時間、ケース込み最大27時間の再生に対応sるう。IPX4の防滴仕様。

https://greenfunding.jp/final/projects/9005


 

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