ファーウェイ通信 第256回

ヒットモデルの第2弾が早くも登場　デザイン進化でさらに着け心地アップ！

着け心地良すぎ！な耳たぶに挟むイヤーカフ型イヤホンがさらに進化 「HUAWEI FreeClip 2」をいち早く詳細レビュー！

ヒット製品「HUAWEI FreeClip」の新モデルが登場！

長時間使っていても苦にならない
イヤーカフ型＆オープンイヤー型イヤホンの決定版に進化モデル

　ワイヤレスイヤホンの中でも、最近広がりを見せているのが耳を完全にはふさがない「オープンイヤー型」と呼ばれるタイプ。開放感がある着け心地に加えて、周囲の音も入り込んでくるのが特長で、長時間使用しても疲れにくいほか、外出時に着けていても比較的安全、テレワークやビデオ会議でも有用と、その利便性の高さが人気の理由だ。

　オープンイヤー型にはいくつかの形状があるが、耳たぶに挟む「イヤーカフ型」が最近特に人気になっている。イヤーカフ型は本体サイズが小さく、また耳にかけることがないので、メガネを着けている人でもまったく干渉しないのが大きなメリットと言える。

メガネと干渉しないので、耳が痛くなりにくいのはイヤーカフ型の大きなメリット

　このオープンイヤー型／イヤーカフ型の中でも、ファーウェイが2024年2月に国内リリースした「HUAWEI FreeClip」は先駆者と言ってもいい存在だ。技術的にも高度な形状記憶合金のワイヤーが内部に用いられたC字型のクリップ部分が、ほどよい力で耳たぶを挟む。このことが安定した着け心地をもたらしており（顔をブンブン振ってもまったく落ちないくらいだ）、日本のみならず世界でヒット商品となった。そしてそれから2年弱を経て、さらに進化した第2世代モデル「HUAWEI FreeClip 2」が満を持して登場したわけだ。

こちらは前モデルの「HUAWEI FreeClip」。丸型、豆型の部分が新モデルより大きいのがわかる

　新モデルの注目ポイントは主に3つ。1つめは「デザインの進化」。イヤホン本体がさらにコンパクトになって軽量化されている。同時に充電ケースも小型・軽量化。スクエアデザインになった。充電ケースが小型化しつつも、バッテリー容量は前モデルと変わらないのは、ユーザーのことを考えれば当然とも言えるうれしい進化。

2つのイヤホンが重なるように収めることでケースも小型化された

　2つめは「音質」。ファーウェイ独自のデュアル振動板ドライバーを搭載することで、より迫力のあるサウンドを実現。特に、低音の厚みと迫力は前モデルと比べて格段にアップしている。

　3つめは「チップセットの強化」。ファーウェイ独自の第3世代オーディオチップセットを採用し、新たにNPUを搭載。前モデルと比較して演算能力が5倍にまで向上し、通話ノイズリダクションや音漏れ防止システムでより強力かつ繊細に処理できるようになっている。

　次ページ以降では、各注目ポイントについて、より詳しく見ていこう。