2025年11月15日(土)、LIFORK AKIHABARA IIにて開催
レトロ×最新なPCケースの第2弾を見に行ったらなんと第3弾まで置いてあった件【SilverStone EXPO 2025レポート】
2025年11月16日 10時00分更新
SilverStoneは2025年11月15日(土)、東京・秋葉原にあるLIFORK AKIHABARA IIにて「SilverStone EXPO 2025 ~RE:PC~」を開催しました。
本イベントは、SilverStoneが新製品を披露する毎年恒例の展示会で、今年は「RE:PC」という副題が付いています。この副題には「リボーン(再生)」という意味が込められており、同日発売となったPC-9800シリーズを現代に蘇らせたようなデザインのPCケース「FLP02」にちなんでいるとのこと。
イベントではスライドによる詳細解説のほか、PCケースや電源ユニット、CPUクーラーなど、多くの最新製品を展示。メーカー担当者から直接詳しい説明を聞ける貴重な機会とあって、多くの来場者が訪れました。
また、秋葉原にある複数のPCパーツショップと連動した「超抽選会」も実施。対象店舗でSilverStone製品を1000円以上購入すると参加でき、PCパーツや限定ノベルティーなどが当たります。こちらも盛況で、この機会に同社の製品を購入した参加者が多かった印象です。
見た目はレトロで中身は最新のPCケース、FLP02
特に注目を集めていた新製品は、やはりPCケースのFLP02でした。1980年代後半のパソコンを彷彿とさせるノスタルジックな外観と、現代のハイエンドPCパーツに対応する柔軟な内部設計が特徴で、「レトロ×最新」を体現した1台です。実売価格は3万1600円前後と高価な部類ですが、唯一無二の個性が圧倒的でした。
2024年に登場した前モデル「FLP01」のコンセプトを受け継ぎ、外観は98風へと寄せつつも、内部は現行のRTX 5090搭載ビデオカードや高性能CPUクーラーに対応します。展示機の周囲には、懐かしさを覚える古参PCユーザーを中心に多くの人が集まっていました。
フロントがとても個性的で、フロッピーディスクドライブを模した3段の5.25インチベイを配置。その下には4つの物理スイッチを備えたパネルがあります。「Turbo」ボタンは、押すとPCケース内部のファンが一斉に最大回転し、強力なエアフローが発生します。その右にあるデジタルディスプレーには、ファンの回転数をパーセンテージで表示するというギミックも注目ポイントです。
内部は最新PCパーツにしっかりと対応。最長386mmのビデオカード(GeForce RTX 5090搭載モデル相当)が入り、CPUクーラーは全高179mmまで、360mmサイズの水冷ラジエーターも設置できます。電源ユニットはATX規格に対応し、ストレージは3.5インチと2.5インチをそれぞれ2台ずつ搭載できます。
筆者が確認したところ、この日は秋葉原のPCパーツショップでもFLP02を販売していました。動態展示で実際に動作している様子を確認できる店舗もありました。このレトロなデザインに惹かれた人は、ぜひ店頭で実物をチェックしてみてください!



















