住信SBIネット銀行が11月7日、利用状況に応じてATM手数料や振込手数料を優遇する「スマートプログラム」を改定すると発表した。2026年5月から。
ランク判定の基準が大きく見直され、円普通預金とSBIハイブリッド預金の合計残高、給与受取や口座振替の利用状況により、「ベーシック」から「プラチナVIP」まで5段階のランクが決定する。
預金残高が多い利用者ほど上位ランクとなり、デビットカード利用時のポイント還元率が高くなる仕組み(最大2.5%)。これまでの「デビットカードポイント還元率アッププログラム」は終了する。
なかでもVIPやプラチナVIPクラスには、NTTドコモが提供するサービスなど、特別な優待を提供予定とのこと。ただしプラチナVIPには1000万円以上、VIPには500万円以上の預金残高が必要で、一般利用者が到達するハードルは高い。
ランクによってATMや振込の無料回数も差がある。代わりに「アプリでATM」や「ことら送金」の利用で手数料を無料にできるとしており、利用者がサービスを使いこなせるかどうかが手数料負担を左右することになりそうだ。













