レトロな外観で話題を呼んだ横置きPCケースSilverStone「FLP01」。その後継モデルとして、縦置きのタワー型に変化した「FLP02」が登場しました。1980年代後半のパソコンを思わせるノスタルジックな外観デザインを踏襲しつつ、内部は現代のハイエンドPCパーツにもしっかり対応。見た目は懐かしさ全振り、中身は最新仕様もイケるというギャップありのPCケースです。
懐かしい見た目とは裏腹にギミック満載のPCケース
テックウインドは2025年11月15日より、SilverStoneのPCケース「FLP02」を販売します。希望小売価格は3万1680円(税込み)。淡いクリーム色の筐体に、フロッピーディスクドライブ風のベイカバーを備えたデザインが特徴的で、懐かしさを感じる人もいるでしょう。
フロントパネル上部には、フロッピーディスクドライブを模した3段の5.25インチドライブを配置。その上はカバーが開き、USB Type-C、USB Type-A(USB 3.0)×2、コンボオーディオジャックといったインターフェースが隠れています。
フロントパネルのスイッチまわりも個性的です。左からPower(電源オン・オフ)、Lock(電源とリセットを物理的にロック)、Reset(再起動)、Turbo(全ファンのフルスピード動作)の4つを搭載。Lockは物理キーでオン・オフを切り替える仕組みで誤操作を防いでくれます。
なんといっても注目はTurboボタンです。これをポチっと押すと、すべてのPCケース内部のファンが最大回転で動作し、強烈なエアフローが得られます。右側のデジタルディスプレーにはファンの回転数(%表示)が表示され、最高回転数の時は「HH」になります。
ちなみに、電源スイッチ搭載パネルを含むドライブベイのカバーは、上下を入れ替えられます。設置環境やドライブの構成にあわせてカスタムしましょう。
レトロな外観とは裏腹に対応するPCパーツは最新仕様です。ビデオカードは最長386mmのGeForce RTX 5090搭載モデルも入ります。CPUクーラーは全高179mm、水冷ラジエーターも360mmサイズまで搭載できます。電源ユニットはATX規格に対応し、ストレージは3.5インチおよび2.5インチを2台まで内蔵できます。
話題のレトロPCケース最新作「FLP02」
FLP01が登場した時、レトロな外観でありながら現代のPCパーツに対応するスタイルが多くの自作PCユーザーに強い刺激を与えました。今回のFLP02はそのコンセプトを継承しつつ、縦置きタワー型へと進化。COMPUTEX 2025のSilverStoneブースでもひときわ注目を集めていたので、今回の発売でまた大きな反響を呼ぶことになるでしょう。
レトロな外観に惹かれる人はもちろん、個性的なPCを組みたい人にもぜひ手に取ってほしいPCケースですね。この見た目で中身が最新仕様だったら、ちょっと萌えません?
また、SilverStoneは最大4台の3.5インチHDDまたは2.5インチSSDを搭載できるUSB Type-C(USB 3.2 Gen 2)接続の外付けストレージケース「TS434U」や、Cybenetics Gold認証の電源ユニット「Triton」シリーズといった新製品も展開予定とのこと。
2025年11月15日(土)、秋葉原でFLP02の実機が見られるぞ!
さらに、SilverStoneとテックウインドは2025年11月15日(土)、LIFORK 秋葉原 IIにてイベント「SilverStone EXPO 2025~ RE : PC ~」を開催します。FLP02も同日発売となります。ぜひ会場で実機をチェックしてください!























