JR西日本は10月30日、山陽新幹線で運行している「ハローキティ新幹線」を2026年春で終了すると発表した。2018年6月にデビューして以来、約8年間にわたって西日本各地を結び、地域の魅力を発信してきた人気車両が幕を下ろす。
「地域をつないで結ぶ」をコンセプトにしたこの新幹線は、外装・内装ともにサンリオの人気キャラクター、ハローキティをモチーフにデザインされ、観光列車として多くのファンに親しまれてきた。
JR西日本は運行終了に向けて「フィナーレキャンペーン」を実施し、乗客の思い出を共有する「みんなでつくる フィナーレアート」や、限定ノベルティ配布、イベントなどを展開する予定だ。
記念グッズの販売も11月1日から順次始まり、京都鉄道博物館やJR西日本エリアの駅ナカ店舗、オンラインショップ「DISCOVER WEST mall」などで購入できるようになる。
さらに、関連企画としてホテルヴィスキオ尼崎で展開中の「ハローキティルーム」も2026年1月初旬で終了する。関空特急「はるか」に施されたハローキティラッピング列車も、2027年夏ごろまでに運行を終える見通しだ。
JR西日本は「運行終了のそのときまで『ハローキティ新幹線』で楽しい旅におでかけください」と呼びかけている。













