マイクロソフトは10月8日、Windows Insiderの参加者向けに、「Windows 11 Insider Preview Build 27965(Canary Channel)」を公開した。
本バージョンの目玉は、スタートメニューのデザインの刷新。具体的な変更内容は以下のとおりだ。
新しいスタートメニューの概要
●「すべて」セクションからアプリへのアクセスがスムーズに
スタートメニューの最上位に「すべて」セクションを置くことで、別ページへ移動せずにアプリへのアクセスが可能となった。
さらに同セクションでは、インストール済みアプリの表示方法として、アプリを自動でグループ化する「カテゴリビュー」とアルファベット順に並べる「グリッドビュー」を導入。デフォルトはカテゴリービューで、必要に応じてグリッドビューに切り替える仕組みとなっている。
●ディスプレーサイズにあわせて変化するレスポンシブデザイン
新しいスタートメニューでは、ディスプレーにあわせてスタートメニューのサイズを調整する「レスポンシブデザイン」を採用。大型ディスプレーのデバイスでは、スタートメニューにより多くのアプリを表示できるようになった。
アプリ以外のセクションもレスポンシブ化されており、ユーザー自身でピン留めしたセクションや「おすすめ」セクションの表示範囲を調整することも可能だ。
メインマシンへの導入は非推奨
本バージョンではこのほか、コマンドラインテキストエディタ「Edit」の追加や動画再生関連の不具合修正など、複数の変更が加わっている。
一方で未修正の不具合も残っていることから、仕事用、プライベート用を問わず、メインマシンへの導入は避けた方がよさそうだ。















