Spotifyは9月24日、同社の有料プラン「Spotify Premium」において、主要なDJソフトウェアとの連携機能を、日本を含む51の国と地域で提供開始したと発表した。これにより、DJが理想のセットを作り上げる際の選曲の自由度が劇的に向上する。
普段聴いているSpotifyの楽曲でそのままDJプレイ
今回の連携により、Spotify Premiumユーザーは、AlphaTheta(旧Pioneer DJ)の「rekordbox」や「Serato」、「djay」といったデスクトップ向けDJソフトウェアから、自身のライブラリやプレイリストを直接呼び出してDJプレイに活用できるようになった。普段聴いている膨大な楽曲カタログがそのままDJの選曲棚になる感覚で、これまで以上に直感的に、独創的なミックスを生み出すことが可能だ。パーティーを盛り上げるセットリストの構築も、より手軽になるだろう。
利用方法はシンプルで、PCで好みの対応DJソフトウェアを開き、ソフトウェア内で自身のSpotify Premiumアカウントにログインするだけ。あとはお気に入りのプレイリストや楽曲を読み込み、ソフトウェアのツールを使ってリアルタイムでミックスを開始できる。
この機能は、ユーザーがプレイリスト内で楽曲間のつなぎ目をスムーズにミックスできる新機能「ミックス」に続くもので、Spotifyは音楽ファンが自身のサウンドを探求し、音楽の楽しみ方をさらに広げる新機能を導入していくという。













