「QT DIG∞×アプライド コラボモデル」をレビュー

RTX 5060 Ti搭載ゲーミングPCが15万円台ってマジ?「QT DIG∞」コラボモデルはPCゲームデビューに最適な1台だった

文●いちえもん 編集●ドリブルまつなが/ASCII

提供: アプライド株式会社

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

PCケースの内部はすっきり、拡張性は十分

 QT DIG∞APの内部はケーブルの主張が控えめで、全体的にすっきりとしているように見える。主要なPCパーツは背面寄りで、天面とサイド側はわずかながらスペースを確保している。

 製品ページによると、CPUクーラーの高さは約160mm、水冷ラジエーターは約280mm(前面)、ビデオカード対応長は約350mm。つまり、PCケースの拡張性が高いので、将来的にもっと大型のビデオカードや簡易水冷クーラーに換装したくなっても大丈夫だろう。

 マザーボードはASRock「B550M Phantom Gaming 4」。2020年に発売したモデルで、Ryzen 3000〜5000シリーズに対応する。ビデオカードでゲーミング性能を引き上げているので、最新ゲームでも活躍できるだろう。

内部は全体的にすっきりしていて、スペースは広め

 試用機のビデオカードはZOTAC製のGeForce RTX 5060 Ti搭載ビデオカード。デュアルファンを備えるコンパクトモデルで、ビデオカードを支えるステーがなくても運用できる点がいい。気になる性能については後述のベンチマークパートで紹介する。

試用機のビデオカードは「ZOTAC GAMING GeForce RTX 5060 Ti 8GB Twin Edge OC」。GeForce RTX 5060 Tiをファクトリーオーバークロックしたモデルだ

 右側面のパネルを開けてみると、きれいにまとまった裏配線。恥ずかしながら筆者のPCは配線が雑すぎて人様にはお見せできない……。それと比べるのもおこがましいほど、QT DIG∞APのケーブルレイアウトは職人技というべきか、見惚れてしまうほどの美しさがあった。

裏配線、きれいだな……

 ドライブベイは3.5/2.5インチ兼用と3.5インチ用が1ヵ所ずつ、2.5インチは3ヵ所あった。これならストレージの拡張も余裕だろう。

 最近のゲームは100GB以上のストレージ容量を要求してくるため、標準構成の1TB M.2 SSDのみだと物足りないのではないかと感じている。老婆心で述べさせてもらうが、BTOメニューのオプションで2TBや4TBのSSDに変更することをオススメする。もちろん、価格は上がってしまうが、あとから変更すると手間もかかる。

BTO PCなので製品ページにて一部のPCパーツをカスタマイズできる。ストレージは増設がめんどうなPCパーツの1つなので、最初から変更しておくといい

 ちなみに、CPUやCPUクーラー、電源ユニットなどもカスタムできる。オプションによっては、さらに“つよつよ”のゲーミングPCが作れるわけだ。これぞBTO PCのメリットだろう。

過去記事アーカイブ

2025年
03月
04月
08月
09月
10月
11月
2024年
12月
2023年
07月