ヌーラボが“チームワークを取り戻す”ためのホワイトペーパーを公開中

「伝わらない」「会議が形骸化しがち」 ― 1000人に聞いたリモートワークの問題点

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ヌーラボは、リモートワークにおける「コミュニケーションの課題」に関する調査結果を公開した。20~50代の週1回以上PCでのデスクワークがある1000名を対象に、2025年3月に実施している。

 調査では、リモートワークの頻度が高い層ほど、コミュニケーション面での課題を抱えている傾向が明らかとなった。リモートワークにおける課題を尋ねたところ、全体では「出社しないと閲覧できない資料やデータがある」が最多となった。一方で、リモートワークが「ほぼ毎日」の層に限ると、上位3つすべてがコミュニケーションの課題で占められている。

リモートワークにおける課題(リモートワークの頻度別)

 また、社外とのやりとりにおいても、リモートワークの有無で課題感に差がみられる。リモートワークを「ほぼしない」層の約3割(31%)が社外とのやりとりに課題を感じているのに対して、リモートワークが「ほぼ毎日」の層は、約半数(51.7%)が課題を抱えている状況だ。

社内とのコミュニケーションの課題感

 また、オンライン化が進むことで、「形骸化」しがちなのが会議である。実際に、部署全体でのコミュニケーションの課題として、1位の「意見を発信する人が偏る(20.2%)」、2位の「細かいニュアンスの伝達が難しい(16.7%)」に続き、「会議が形式的になり、実質的な成果がない(16.2%)」が3位にランクインしている。

部署全体でのコミュニケーションの課題

 ヌーラボでは、本調査結果をもとに、非対面環境で円滑なコミュニケーションを実現するためのヒントを解説するホワイトペーパー「“伝わらない”が生むチームワークのすれ違い ─今求められる対話の可視化とは」を無料で公開している。

過去記事アーカイブ

2025年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2024年
04月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
08月
09月
2019年
10月
2018年
05月
07月