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アイ・オー・データ製無線LANルーターに複数の脆弱性

2025年09月18日 17時30分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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WN-7D36QR

「WN-7D36QR」(アイ・オー・データ機器より)

 Japan Vulnerability Notes(JVN)は9月17日、アイ・オー・データ機器の複数の無線LANルーターに関する脆弱性情報を公開した。同社も同日付で、対処方法などを案内している。

 公開された脆弱性は「ドキュメント化されていないデバッグ機能を有効化される問題(CVE-2025-55075)」と「OSコマンドインジェクション(CVE-2025-58116)」の2件で、JVNによると、以下のような問題が生じることがあるという。

・認証済みの第三者によって、SSHを有効化される(CVE-2025-55075)
・認証済みの第三者によって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-58116)

 対象機種は以下のとおり。

●対象機種

・WN-7D36QR
・WN-7D36QR/UE

 販売元のアイ・オー・データ機器はユーザーに対して、問題を修正した最新版のファームウェア(Ver 2.1.3以降)にアップデートするよう呼びかけている。

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