アドビは9月10日、動画編集ソフト「Premiere Pro 25.5」のアップデートを発表。90種類以上の新しいエフェクトやトランジション、アニメーションを追加した。すべて既存プランに含まれ、追加料金は不要だ。アドビが買収したFilm Impact社のライブラリが統合されたことで実現したもの。従来は外部プラグインや有料アドオンが必要だった高度な効果が、標準機能として利用可能になった。
新しい映像効果では、ディゾルブやブラーなどの定番の演出から、グリッチやVHS風などの映像表現を網羅している。万華鏡や3Dトランジションなどの表現手法も加わった。
タイムラインやオーディオ編集も改良された。動作速度については、再生ボタンを押してから再生までの時間が0.1秒以内に収まるような環境を目指して改良を進めているという。加えて、テキストやキャプションのデフォルトフォントを設定できるようになったほか、MKV形式の完全対応や、PNGの16ビット対応など、細かい改善も盛り込まれている。













