Samsung「9100 PRO」8TBモデル発売決定|PS5対応&省電力49%改善
ITGマーケティングは9月3日、サムスン最新SSD「9100 PRO」および「9100 PRO with Heatsink」の大容量8TBモデルを正式発表した。PCIe 5.0 x4に対応するNVMe SSDで、日本国内での販売は10月上旬を予定。予約販売は9月下旬より開始される計画だ。
サムスン「9100 PROシリーズ」は、シーケンシャル読み出し最大14,800MB/秒、書き込み最大13,400MB/秒という転送速度を実現。従来モデルを大幅に上回る性能を備え、ランダムアクセスでは読み出し2,200K IOPS、書き込み2,600K IOPSに到達する。これにより、大容量データ処理、ゲーミング、AIアプリケーションなどの分野でさらなる高速化と効率化を可能にする。
さらに最新の5nmコントローラーを採用し、省電力性能も進化。従来の「990 PRO」と比較して最大49%もの電力効率改善を実現したという。加えて、高度なサーマルコントロール機能により熱暴走を防ぎ、安定したパフォーマンスを維持できる点も特長だ。特にヒートシンク搭載モデルはPlayStation 5にも対応し、ハイエンドゲーマーにとって最適な選択肢となる。
また、専用ソフト「Samsung Magician」を無料で利用でき、SSDの状態監視やデータ保護など幅広い機能にアクセス可能。さらに、専用の「サムスンSSDサポートセンター」も設けられており、製品検査や各種問い合わせにも対応する体制が整っている。
価格はいずれもオープンプライス。詳細な仕様や購入方法については、ITGマーケティング公式サイトで確認できる。最先端の技術と信頼性を兼ね備えたこのSSDは、クリエイターやゲーマー、ビジネスユーザーの作業効率を大きく高める注目の製品だ。

