超広帯域再生、ソニーの新型モニターヘッドホン「MDR-M1」
ソニーは8月27日、クリエイター向け密閉型モニターヘッドホン「MDR-M1」を国内市場向けに販売すると発表した。
9月19日の発売を予定しており、実売価格は4万5000円前後になる見込み。
超広帯域再生を実現する専用設計の直径40mmドライバーユニットを搭載。試作を重ねて完成させたドーム形状と、コルゲーションエッジ(波状のエッジ成形)仕様によって、5Hz〜80kHzという広帯域再生、広ダイナミックレンジを実現している。
また「ビートレスポンスコントロール」として、低域の過渡特性(入力信号に対するレスポンスの良さ)を従来モデル比で改善。ハウジング上に通気孔を設けることで、低域の通気抵抗をコントロールし、正確なリズムの再現を可能にしている。
音質の調整にあたっては、マスタリングエンジニアのMike Piacentini氏といった、さまざまなクリエイターへの聞き取りと綿密なやり取りを通じて、制作用途で、音源の制作意図を的確に再現するサウンドを目指していった。













