Ryzen 7 7800X3D+RTX 5070の“白”、Ryzen 7 9700X+RTX 5060 Tiの“黒”、どっちを選ぶ?

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文●タカフグ 編集●ASCII

提供: Sofmap

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ベンチマークでゲーム性能をチェック

 では、これらの製品の実際のパフォーマンスはどうなのか、ベンチマークで確かめてみよう。まず「3DMark」の各テストで、ゲームグラフィックの描画性能を計ってみる。

3DMark各テストのスコアー

 ゲームグラフィックの描画性能はどちらのPCも十分に高いが、やはりGeForce RTX 5070を搭載したCHW-R78XD5070のほうがパフォーマンスは高い。

 フルHD・DirectX 11環境のテスト「Fire Strike」や、WQHD・DirectX 12環境のテスト「Time Spy」といった軽めなテストでは、20~30%程度のスコアー差。レイトレーシングを使用した「Port Royal」「Speed Way」や、4Kゲーミングを想定した「Steel Nomad」などでは、40~45%程度スコアー差がある。

 では、実際にゲームのパフォーマンスではどうなのか、定番になっている「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」で計測してみよう。

グラフィックプリセットは「最高品質」、解像度はそれぞれフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)で計測した

各解像度のテストで記録した、それぞれの機種の平均フレームレートと最低フレームレート

 どちらの機種も、WQHD解像度までは十分快適にプレイ可能なスコアーとなっている。構成的には4Kゲーミングを想定したスペックではないものの、4Kでも平均フレームレートはゲームプレイ可能なレベルで、ゲーミングPCとしての完成度の高さを見せた。

 なお、ゲーム系のベンチマークではCHW-R78XD5070のほうがCHB-R97X60T8よりもスコアーを伸ばしているのが目立つが、先述した通りCPUの世代はCHB-R97X60T8のほうが新しいため、CPUのパフォーマンスにおいては3DMarkとはまた違った様子が見える。CPUのパフォーマンスを計る「CINEBENCH 2024」でのスコアーを見てみよう。

CINEBENCH 2024のスコアー。マルチ/シングルそれぞれで10分間テストを回した際のスコアー

 グラフの通り、CINEBENCHではCHB-R97X60T8のほうが、マルチスレッド/シングルスレッド両方のテストで高いスコアーを記録した。普段使いの面では、むしろCHB-R97X60T8のほうが快適になる場合もあるかもしれない。

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