ニコンは8月22日に、いわゆる大三元の標準ズームレンズ24-70mmF2.8の新モデル「Z 24-70mm f/2.8 SⅡ」を発表した。
インナーズームの採用で小型軽量化を実現したのが最大の特徴で、市場価格は37万1800円、8月28日10時から予約開始、9月26日発売の予定だ。
現行モデルは2019年発売なので、6年ぶりのリニューアルとなる。現行モデルは33万円なので、4万円の値上がりだ。
世界初インターナルズームの採用で
クラス最軽量を実現
「Z 24-70mm f/2.8 SⅡ」
24-70mm F2.8レンズとして、他社も含めて初のインナーズームを採用。675gという軽量化を果たし、ズーミングで全長は変わらない。前モデルより130g軽く、最大径は89mmから84mmに小型化した。
新しいマルチフォーカスと、シスキースウィフトVCMの採用により、AF速度も上がり、前モデルの5倍の速度を実現している。
前モデルの15群17枚構成から10群14枚となり、絞り羽根は9枚から11枚に増え、円形ボケがより美しくなっている。また、フォーカスブリージングは前モデルの半分以下となった。
最短撮影距離は前モデルの全域38cmから広角端で24cm、望遠端で33cmへと短くなり、最大倍率は0.22から0.32倍へと上がった。
フィルター径は82mmから77mmへと小型化した。レンズのサイズは約84mm(最大径)×142mm。





















