京阪電鉄は10月26日開始予定のダイヤ変更の詳細を発表。その中で、人気の有料座席指定車両「プレミアムカー」について、3000系車両で2両化。さらに予約しやすくなることをアピールしている。
1回400~500円で利用可能な京阪特急の「プレミアムカー」。2017年の登場以来、特に京橋駅や祇園四条駅など途中駅から利用する乗客にとっては、あらかじめ予約しておくことで確実に着席できることから人気が高く、ラッシュ時を中心に満席で予約できないケースも増えていた。
今回3000系車両の8両編成において、5号車をプレミアムカーに変更(従来は6号車のみ)したことで、座席数も大幅に増加。より利用しやすくなることは確実だろう。なお、8000系車両のプレミアムカーについては引き続き1両のみ。プレミアムカーサービスを提供する列車の本数(平日)は、2両の3000系が66本、1両の8000系が107本となる。
京都ー大阪間の有料座席指定については、阪急京都線が8月29日から、本数を約1.5倍に拡大することを発表したばかり。競争が激しい関西圏の私鉄ならではの状況と言えそうだ。















