法政大学は8月6日、同大が情報ネットワーク事業の管理を委託する外部事業者(日鉄ソリューションズ)が不正アクセスを受け、学生および教職員の個人情報の一部が漏えいした可能性があることを公表した。
対象者および漏えいした可能性のある情報は、以下のとおり。
●情報漏えいの概要
■対象者
・2000年度から2022年度に入学した学生(一部、当該期間以前に入学した通教生も含む): 8363名
・2018年度から2022年度に在籍していた教職員:7438名
・区分不明:741名
■漏えいした可能性のある情報
・氏名
・メールアドレス
・電話番号
・所属
・統合認証ID
法政大によると3月7日、日鉄ソリューションズが同社のサーバーに対する不審なアクセスを検知。直ちに当該サーバーをネットワークから隔離し、影響範囲を調査したところ、サーバー内に保存していた法政大の個人情報やシステム情報の一部が外部に流出した可能性があることが判明したという。
同大では対象者のうち、メールで連絡が可能なケース(2892件)について、謝罪と注意を促す内容のメールを送信予定。卒業生など、アカウントが無効化済みで連絡が難しいケース(1万3650件)関しては、同大ホームページの告知で対応する方針だ。













