マイクロソフトは7月30日、「Windows 11 Insider Preview（Build 27913）」をCanaryチャネルのユーザー向けに公開した。懐かしの「Windows Vista」の起動音が流れる不具合など、複数の問題が修正されている。
主な変更や不具合の修正などは以下のとおり。
●変更と改善
・エクスペリエンス向上のための一般的な改善と小規模な修正
・設定の検索ボックスを上部中央へ配置して一貫性を向上
●不具合の修正
・「Windows Vista」のブートサウンドが予期せず使用される
・デスクトップの背景が予期せず黒く表示される
・「電源とバッテリー」のオプションを操作すると設定がクラッシュする可能性がある
・設定および設定関連のダイアログ内のテキストの一部のアポストロフィーが正しく表示されない
・テレビにキャストしてから数秒後にオーディオが機能しなくなる可能性がある
・アップグレード後に一部のInsiderにおいてKERNEL_SECURITY_CHECK_FAILUREのバグチェックが繰り返し発生する
・特定のアプリで「acrylic」が予期せず透明になる可能性がある
・グループポリシーエディターが特定の言語で正しく表示されず、大きな空白領域が表示される（追加修正）
●既知の問題
・Copilot+ PCでCanaryチャネルに参加すると、Windows HelloのPINと生体認証が利用できなくなる（「PIN を設定」をクリックすることで再設定可能）
・進行状況ホイールが正しくレンダリングされず、長方形のグリフとして表示される場合がある
Canaryチャネルで提供されるOSは正式公開前のテスト版という位置付けで、未発見の深刻な不具合が潜んでいる可能性もある。仕事、プライベートを問わず、メインのデバイスへのインストールは避けた方がよいだろう。
また、本バージョンに実装されている機能や仕様変更、修正などは、正式版では削除されることもあるため注意したい。
＼ﾃﾃｰﾝ!!／
— Windows_Japan (@Windows_Japan) December 12, 2024
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