Silent-Master NEO Z890をレビュー
RTX 5070&265Kで超静かなゲーミングPC、FF14/モンハンワイルズ/黒神話:悟空は4Kで遊べるの?
2025年07月21日 10時00分更新
なにはともあれ3DMarkで地力をチェック
定番ベンチマークソフトの「3DMark」の結果もご覧いただこう。テストは複数種類あるが、まずはDirectX 12 Ultimateに対応し、レイトレーシングやグローバルイルミネーションが多用されている「Speed Way」を試してみよう。
Silent-Master NEO Z890
のスコアーは5738と、Core Ultra 7 265K+GeForce RTX 5070なら期待通りの性能だ。AAAタイトルでも画質次第では、4Kプレイも狙えるだけのポテンシャルがあると言っていい。Speed Way以外のテスト結果については下記にまとめておいたので、買い替えの参考にしてほしい。
FF14ならDLSSで4Kでも快適プレイ
続いては、FF14ベンチマークを深掘りしてみよう。WQHD&最高品質の結果は先述の通り、19726スコアー。評価は「非常に快適」で、最低フレームレートも68fpsと、かなり余裕がある状態だ。では、4K(3840×2160ドット)の場合はどうか。
スコアーは11840、評価は「とても快適」なので、Silent-Master NEO Z890
で快適に遊べることは間違いない。ただし、最低フレームレートが53fpsと、60fpsを切ってしまった。MMORPGは30fpsもあればプレイできるが、気持ちよくプレイしたければ、滑らかに表示されるに越したことはないだろう。
そこで、DLSSの出番だ。DLSSは設定よりも低い解像度で描画し、その画面を超解像技術で高解像度化する機能だ。計算量が少なくなるため高速化できるうえ、画質も大きく見劣りしないという点がメリットだ。
設定方法は簡単で、「グラフィックス設定1」で「グラフィックスアップスケールタイプ」で「NVIDIA DLSS」を選択するだけ。なお、「適用するフレームレートのしきい値」は「常に適用」とした。
結果はご覧の通りで、スコアーは18055に大幅上昇。評価も「非常に快適」と文句なしだ。最低フレームレートは69fpsと、これなら重たいシーンでも滑らかに表示されるだろう。
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