final初のゲーミングヘッドセット
引き続き注目の分野と言えるのがゲーミング。新製品としてはfinal初のゲーミングヘッドセットである「VR3000 EX for Gaming」が展示されており、大きな関心を集めていた。8月発売予定で、実売価格は2万円を切るあたりになりそうだ。低遅延なUSBトランスミッターでの接続が可能。サウンドステージの広さが特徴。前後左右、上下方向など空間情報も正確に再現できるとしている。FPSなどでは敵の足音だけを目立たせるモードも装備しているようだ。
箱庭的感覚、ネックスピーカーでリアルサラウンド
パイオニアが展示していたのは、リアルサラウンド再生ができるSound Tectorシリーズのネックスピーカー。首の部分にサテライトスピーカーが付いていて、本当に後ろから音が鳴る。バーチャルサラウンドとは異なるリアルな音の動きが楽しめて面白かった。
センター、サブウーファー、ネックスピーカー(TQ-FG3000、TQ-WG3000、TQ-RG3000)の3ピース構成で、個別に買えるが、合計すると9万円程度の実売価格になる。サラウンドに興味があるが、スペースに制約があるという人にいい。
finalはちょっとだけ見た目が上がったF.C.自作イヤホン
なお、finalのブースでは「MAKE MOD」も展示されていた。部品交換でユーザーが音をチューンしていけるのがMAKEシリーズの特徴だが、MAKE MODではメーカーのエンジニアが音決めしたファクトリーチューンというのがコンセプト。ドライバー構成や筐体の仕上げが異なる。8月発売予定。夏のヘッドフォン祭 mini 2025でも展示されていたが、ポタフェスに合わせて、急遽ロゴを追加したものが展示されていた。
ぶら下げられる完全ワイヤレス
スカルキャンディーの「METHOD 360 ANC」はカラビナ(クリップ)のついた大きめのケースで持ち運べる目立つノイズキャンセルイヤホン。ボーズとタッグを組んだサウンドも特徴だ。どちらも低音を重視したブランドなので意外に相性がいいかもしれない。収納時には左右がたがい違いに入る仕組みになっており、区別がつきやすく収納/取り出しがしやすそうだ。直販価格は2万円弱。8月1日予約開始。

この連載の記事
-
第4回
AV
夏のヘッドフォン祭mini2025の注目機種、真夏の東京に50社が集まる -
第3回
AV
ポタフェス2024冬 秋葉原で見つけた気になる製品、参考出品 -
第2回
Audio & Visual
こんなにあった! ポタフェスで見つけた「耳をふさがない」「ながら聴き」できるイヤホン -
第1回
AV
ポタフェス2024冬 秋葉原、「王」と銘打つNobleの完全ワイヤレスに注目 - この連載の一覧へ


















