グーグルは7月1日、レノボがChromebook Plusの新モデル「Lenovo Chromebook Plus Gen 10」を、7月下旬に日本で発売することを明らかにした。価格は11万5280円から。
史上最強のARMチップで17時間駆動
Lenovo Chromebook Plus Gen 10は、Chromebook史上最もパワフルなARMチップ「MediaTek Kompanio Ultraプロセッサー」を搭載。最大50TOPSの超高速NPUにより、あらゆるAIタスクを軽々と処理する。
バッテリー駆動時間は、Chromebook Plusシリーズ最長の最大17時間。さらにChromebook Plusとして初めてDolby Atmosに対応し、有機ELディスプレーや指紋認証も備えたプレミアムな設計となっている。
また、本製品では専用のAI機能も用意。開いているタブやドキュメントを作業内容に基づいて自動的に整理できる「スマートグルーピング」、ワンクリックで画像の背景消去やステッカー作成が可能な「ギャラリー」アプリなどを利用可能だ。
グーグルは全Chromebook Plus向けに新AI機能を展開
グーグルは今回の発表にあわせて、Chromebook Plus全機種を対象としたAI機能の追加、改善も明らかにしている。
概要は以下のとおり。
・画面をレンズで検索:画面上の気になるものをランチャー長押しで即座に検索できる機能
・テキストキャプチャ:レシートやレシピなどの画像から編集可能なテキストを抽出する機能。イベント招待状からGoogle カレンダーへの自動入力にも対応する
・クイックインサートキー:より簡単にAI生成画像や写真、絵文字を挿入できる機能
・文書読解サポート:文章の要約や、難しい表現をわかりやすく言い換えてくれる機能
このほか、Chromebook Plusには購入特典として、「Google AI Pro」プランの12ヵ月間無料利用権を付与。GmailやGoogleドキュメントでのGeminiの活用、2TBのクラウドストレージ、NotebookLMへのワンクリックアクセスといったサービスを利用可能だ。













