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湖池屋オンラインショップで販売

芋界に激震!門外不出のじゃがいもがポテトチップスに。1箱2500円は高いけど、安いのかも

2025年06月25日 16時10分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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オンライン限定、世界最高クラスのじゃがいもを使用

 湖池屋は、世界最高クラスのじゃがいも品種である“ボンノット”を使用したポテトチップス「湖池屋ファーム ボンノット ロレーヌの岩塩」と「湖池屋ファーム ボンノット 牡蠣のコンフィ」を、7月3日より同社オンラインショップにて受注販売を開始します。

 合計1万セットの数量限定販売です。それぞれ4袋入で1箱2500円(送料別)。

“幻のじゃがいも”を日本でブランド化
8年をかけた究極のポテトチップス

 「湖池屋ファーム」は、日本の風土に合うじゃがいもを選抜・育成し、自社のブランド芋による“究極のポテトチップス”の製品化を目指すブランドです。この湖池屋ファームで8年以上の歳月をかけてボンノットのポテトチップス商品を実現しました。

フランスで育てられてきた品種「ボンノット」

 ボンノットはフランスで栽培されてきたじゃがいも品種で、湖池屋のリリースによると、過去には1㎏7万円で取引されたことがあるとか。フランスでは海に近い土地で海藻を混ぜて育てられ、強い旨味とほんのりとした塩味、木の実のような風味を感じられるそうです。

 このボンノットは、門外不出とされていたため希少性が高く、いわば“幻のじゃがいも品種”。湖池屋では、日本の地で育てたオリジナルブランド芋「湖池屋 ボンノット」を使用。なお、ボンノットは繊細で非常に揚がりにくいため、本来はポテトチップスにならないとされていました。湖池屋がこれまで培ってきたノウハウと技術を注ぎ込むことで、ポテトチップス商品が可能になったとしています。

 フレーバーは、海の香りやほのかな塩味を感じられるボンノットの味わいを、フランス ロレーヌの岩塩で引き立てた「ロレーヌの岩塩」と、ボンノットと相性が良いとされる牡蠣の旨みを使い、海を感じる独自の味わいを引き立てた「牡蠣のコンフィ」の2種類。

湖池屋ファーム ボンノット ロレーヌの岩塩

湖池屋ファーム ボンノット 牡蠣のコンフィ

 “崩壊感”のある波型のクリンクルカット(波状のカット)のチップスを採用し、じゃがいもの味わいが噛むほどにふわりと広がるように仕上げたといいます。

 パッケージはフランスから届いたような手紙をイメージしたデザイン。キャリーバッグをイメージしたボックスに詰められて届きます。

■商品名/内容量
「湖池屋ファーム ボンノット ロレーヌの岩塩」/1箱・4袋入(55g/袋)
「湖池屋ファーム ボンノット 牡蠣のコンフィ」/1箱・4袋入(55g/袋)
■価格:各2500円 ※送料別
■発売日/販売先
 7月3日(木)12:00 / 湖池屋オンラインショップにて受注開始

じゃがいも界のキャビアの味は?

 ボンノットはその希少性や品質の高さから“じゃがいも界のキャビア”とも評されるとか。そんなおいしそうな異名をきくと食べてみたくなりますよね。

 今回はオンラインショップ限定で、1箱(4袋入り)2500円。通常のポテトチップスと比較すると、とても高価だけれど、1kg7万円で取引されたこともあるくらい味が評価されていて、希少な品種であることを考えると、4袋2500円、つまり1袋625円という価格は、高いわけではないと感じます。

 世界最高クラスの味はどんなものでしょう?

※記事中の価格は税込

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