メリタジャパンが6月23日、ハンドドリップでコーヒーを淹れる際の抽出速度(流速)を手元のレバー操作で変えられるコーヒーフィルター「流速コーヒーフィルター」を発表した。2025年8月上旬発売予定、価格はオープン。
レバーを操作することで、完全な浸漬式から透過式への切り替え、さらに抽出途中でも両方の方式を自在に組み合わせて使えるのが特徴。コーヒー豆の種類や焙煎度合いに応じた最適な抽出が再現しやすい。流速の目盛り(0~4)が付いており、レシピを数値化して記録できるため、同じ味わいを再現することもできる。
従来のハンドドリップでは、バリスタの技術や感覚に依存しやすく、同じ豆でも淹れる人によって味が変わってしまうことが課題だった。「流速コーヒーフィルター」は、フィルター側で流速をコントロールする仕組みにより、個人の技術差に左右されずに安定した味を実現する。さらに台形式の設計により、お湯とコーヒーの接触面積を大きくし、しっかりと撹拌されることでコーヒーの成分を余すことなく引き出すことができるとしている。














