超小型PC「GPD」シリーズの日本代理店を務める天空は6月10日、「GPD MicroPC 2」を発表した。2025年内の発売を予定している。
6年ぶりの本格アップデート
GPD MicroPCシリーズは2019年に初代モデルが発売されて以降、2021年にCPUをアップデートした(Celeron N4100→同N4120)だけで、ほぼ6年間同じモデルを販売してきた。
今回発表されたGPD MicroPC 2は、新モデルを待ち望むユーザーの声にこたえたもので、実質的な第2世代モデルとなる。
CPUはCeleronからIntel N250に変更。TDPは6〜15Wで、15W時の処理能力はCeleron N4120時代と比べ、CPUがおよそ3倍、内蔵グラフィクスがおよそ5倍向上している。
メモリーは16GB(LPDDR5)で固定だが、ストレージは512GBのSSD(M.2 2280 /PCIe Gen3×4)を搭載しており、ユーザーの手で交換することも可能だ。
ディスプレーのサイズは従来の6型から7型に拡大。本体重量は490gで前世代から約50g重くなったが、それでも小型タブレット+キーボードと同じか、それ以下の重さとなっている。
メーカーでは6月の第3週から、本製品のクローズドベータテストを開始する予定だ。
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