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ファーウェイ通信 第244回

新型センサーモジュール「HUAWEI X-TAP」に、単体でのモバイル通信も可能

最先端の先を行くスマートウォッチ「HUAWEI WATCH 5」レビュー 近未来デザインに最先端ヘルスケア技術、eSIMまで搭載!

2025年06月17日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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注目の新技術「HUAWEI X-TAP」をいち早く搭載
ヘルスケア関連の測定が1回の操作ですぐ実行できる

 そのHUAWEI WATCH 5の最注目の新技術「HUAWEI X-TAP」を詳しくチェックしていこう。

 HUAWEI X-TAPは、圧力センサーと心電図測定のための電極、PPG光電式センサーが一体化した新開発のセンサーモジュールで、HUAWEI WATCH 5の本体右側面に搭載されている。従来からある本体裏面のセンサーと組み合わせることで、より高精度かつ高速に生理的パラメーターを取得可能になるという。

HUAWEI WATCH 5

右側面のこの部分に新たなセンサーが搭載されている。基本的には軽く指先をタッチして、各種指標を測定するのに用いる

HUAWEI WATCH 5

裏面にも各種センサーが引き続き搭載されている

 テクノロジー的には非常に高度なHUAWEI X-TAPだが、ユーザーにとってのメリット、また使い方はわかりやすい。HUAWEI X-TAPに指先を当てると、約3秒のカウントダウンの後に「Health Glance」機能が起動。まず最初に約30秒で心電図(ECG)を測定し、次に約15秒で心拍数と血中酸素レベル、体表面温度、ストレスレベルを測定して、素早くユーザーの身体の状態をチェックできる。また、一定期間の装着し続けることで、心拍変動(HRV)と情緒、睡眠時呼吸乱れも測定項目に追加される。

 実際に、HUAWEI X-TAPを利用したHealth Glance機能を試してみた。測定時には、イスに座って安静にする必要があるが、多様な項目の測定結果を1分もかけずにまとめて知ることができるのはタイパが気になる人にもピッタリ。「仕事を始める前」とか「ランチ後」といった具合に測定タイミングを決めておけば、無理なく健康チェックを習慣化できるだろう。

HUAWEI WATCH 5

実際にHUAWEI X-TAPを使っている様子。各種のデータを一気に取得できる

HUAWEI WATCH 5

特に異常は見られなくて安心

 なお、心電図(ECG)測定機能については、「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」や「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」などと同じく、心電図アプリを利用するタイプ。日本のプログラム医療機器の承認(承認番号:30600BZI00035000)を取得していて、スマートウォッチで記録した測定データをPDFなどの形式で共有できる。

 ヘルスケア関連機能では、睡眠や情緒、心拍数、血中酸素レベル、ストレスなどの24時間モニタリングも可能だ。長期間のデータを蓄積し、睡眠や心拍数などのデータに異常や変化が検知されると、自動で通知してくれる「ヘルスインサイト」機能も搭載。健康データと運動時間やストレスなどの相関も指摘してくれて、ユーザーがより健康的な生活を送るためのサポートをしてくれる。

HUAWEI WATCH 5

ヘルスインサイトでは睡眠など、さらに多様なデータの相関関係から、注目すべき部分を教えてくれたりする

ゴルフやフリーダイビング、カラーマップと
ワークアウト機能ももちろん充実!

 HUAWEI WATCH 5はワークアウト機能ももちろん充実している。

HUAWEI WATCH 5

しっかり手にフィットするHUAWEI WATCH 5。ワークアウト関連も他モデルと同様に強力

 そのひとつが、HUAWEI WATCH GT 5 ProやHUAWEI WATCH FIT 4 Proと同等のゴルフナビ機能の搭載だ。日本国内の99%以上をカバーする2400以上のゴルフコースに対応し、ゴルフ場でのプレイ中にコースマップなどを確認できる。グリーンやハザードなどの位置がわかるコース全景図は見やすい3D表示となっていて、高精度GPSにより、正確な現在地把握と目標までの距離測定が可能だ。

 また、HUAWEI WATCH 5はこんなスムーズなデザインを採用しつつ、耐久性もしっかり確保されている。5ATM(5気圧防水)のほか、IP69の防水防塵規格とダイビングアクセサリー規格「EN13319」も取得していて、40mフリーダイビングにも対応する。無呼吸トレーニングや無呼吸テストといった専門的なメニューも搭載されている。

 衛星測位システムは、5種(GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSS)に対応。公式アプリ「HUAWEI Health」(Android/iOSに対応)からあらかじめ地図データをダウンロードしておけば、ランニングなどのワークアウト中にも、カラーマップをオフライン表示可能だ。

HUAWEI WATCH 5

あらかじめ地図データをダウンロードしておくことでカラーのマップが表示できる

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