第12世代Core搭載のSTYLE-I1MA-i3-UHX-BKをレビュー
約7万円で片手サイズ!Windows 10からの買い替えにもイイ感じなコンパクトPCはいかが?
2025年06月09日 11時00分更新
BTOオプションのカスタマイズにも対応
STYLE-I1MA-i3-UHX-BKはBTOパソコンなので、一部のスペックや付属品などを細かく選択できるのも強み。自分の用途に合わせてカスタマイズすることで、より使いやすいマシンにすることも可能だ。
そこで、本機のカスタマイズオプションのなかから、筆者のオススメのものを紹介したい。
●メインメモリー 16GB(+7000円)
とくにオススメしたいのは、メモリーの増量。メモリーはよく作業机に例えられるように、容量が大きいほどマルチタスクの快適性などにつながる。
デフォルトの8GBでも、例えばYouTubeやNetflixなどで動画視聴をしたり、ECサイトでネットショッピングをしたりといった用途は、問題なくこなすことができる。しかし、例えば仕事でOfficeアプリを立ち上げながら、資料集めのためにウェブブラウザーのタブを大量に開いたりすると、8GBではやや心もとない。
メモリー容量が足りないと、パソコンの動作が重くなったり、アプリが落ちてしまったりといったこともあるので、少し余裕を持った容量にしておくのが理想だ。
16GBあれば、一般的な事務作業や簡単な画像編集なら十分余裕をもってこなせるので、そういった作業をするなら増量するのもオススメだ。
●Microsoft Office 2024 バンドル版(+2万7500円~)
ビジネスなどで使用する場合、Officeソフトが必要な場合は多い。本機はオプションから、「Microsoft Office Home and Business 2024」のバンドル版を付属ソフトとして選択可能だ。
買い切りのOffice Home and Business 2024は、単体で購入する場合はパソコン2台まで同時に使用できるライセンスが最小単位になる。しかし、パソコンを1台しか使わない場合は、2台ぶんのライセンスはあまり必要がない。
バンドル版では、1台のPCでしか使用できない代わりに安価に購入することができるので、ほかにパソコンを使わない場合はお得だ。
●ストレージ 1TB SSD PCIe 4.0接続(+5500円)
ストレージはデフォルトで500GBとなっており、一般的な用途ならそれほど不足しない容量だが、長期間にわたって仕事のファイルが溜まっていったり、高解像度画像や動画のようなサイズの大きいファイルを取り扱ったりといった場合は、USBストレージなどに移さなければならなくなることも。
そうした手間を省きたい場合は、ストレージの増量も選択肢になる。オプションでは容量がほぼ2倍に増量するだけでなく、より高速なPCIe 4.0接続の1TB SSDに変更できる。アプリの起動などもより高速になり、快適に使用できるようになるためオススメだ。
ちなみに、本機のカバーを開けるとM.2スロットの空きがあり、SSDを増設可能だが、このあたりはPC自作の知識がある人向けなので、内部に触りたくないという人は無理せずオプションで増設しておくのが無難だろう。
●付属品 無線フルサイズキーボード・3ボタンマウス(+3400円)
STYLE-I1MA-i3-UHX-BKにはキーボードやマウスが付属していない。すでに別で持っているなら問題ないが、新調するならオプションで同時に購入できる。
オススメは無線接続のマウスとキーボードのセット。パソコン本体がコンパクトなのに加えて、マウスやキーボードのケーブルが邪魔になることもないので、デスクの上がスッキリする。
なお、キーボードをテンキーレスにすると100円安くなるので、仕事でテンキーもよく使うというのであればフルサイズ、テンキーは使わずコンパクトのキーボードがいいならテンキーレスを選ぶといいだろう。

















































