ロジテックINAソリューションズは、5月29日より受注開始する「顔認証コネクトデバイスⅡ」を発表した。このデバイスは、顔認証、掌認証、ICカードによる多機能な本人認証が可能であり、高度なAI偽造検知アルゴリズムを搭載している。価格はオープン価格となっている。
新製品「顔認証コネクトデバイスⅡ」は、多彩な本人認証を1台で実現する。主な特徴として、写真や動画を用いた「なりすまし」を防ぐAI偽造検知アルゴリズムと赤外線による生体検知を組み合わせた顔認証機能が搭載されている。認証速度は1秒以下と高速であり、掌認証は3つのステップを非接触かつ厳格に行う。また、FeliCaやMifareといったICカードにも対応し、将来的な生体認証への移行も容易だとしている。
同デバイスは、異なる認証方式を組み合わせる「二要素認証」や「マルチモーダル認証」にも対応し、防塵・防水性能(IP66)を誇るため、多様な環境で利用可能だ。Wi-Fiや有線LANといったネットワーク接続を選べるほか、外部機器を制御するためのインターフェースも充実している。顧客への導入からサポートまで専任スタッフによるバックアップがあるため、安心して利用できるという。
勤怠管理や入退室管理のソリューションとしても活用可能で、不正打刻や手動入力ミス、複雑な管理プロセスなどの課題を解決する。顔認証による精確さとDX化で管理者の負担を軽減し、セキュリティリスクを大幅に低減することができる。自動ログ管理とリアルタイム監視機能により、迅速な対応も可能だ。







