3D V-Cacheでゲームのフレームレートを引き上げるとともに、32スレッドでクリエイティブシーンにも強いと、最強の名に相応しいCPUとなっているRyzen 9 9950X3Dが発売され、ゲーミングから動画編集、3DCGなどのクリエイティブシーンなど、目的に合わせて選べるようになっている。
世界中で人気とあって、まだまだ潤沢とは言えないが、この春~夏にRyzen 9000X3Dシリーズで新たなPCを自作したいと考えている人は多いと思われる。
Ryzen 9000X3Dや、次世代GPUのGeForce RTX 5000、Radeon RX 9000シリーズを搭載したビデオカードは目的に合わせて選べるが、どれを選べば良いのか悩むのが、ラインナップが多く価格差もそこそこあるマザーボードだろう。
そこで、1980年代のPC自作の最初期(DOS/V自作と言われた時代)からマザーボードを手がけているASUS社のなかから、Socket AM5マザーを厳選して紹介していこう。
目次
ゲーミングも創作活動も大満足! 長く使い続けられるベストバイな1枚
ROG STRIX X870E-E GAMING WIFI
推しの1枚目は、AMD X870Eチップセットを採用するハイエンドマザーボード「ROG STRIX X870E-E GAMING WIFI」だ。6万8000円前後と高価だが、その価格に見合う機能やデザイン、組みやすさなどを備え、用途を選ばないだけでなく、次世代Ryzenも視野に、長く愛用できることだろう。
「ROG STRIX X870E-E GAMING WIFI」は、数あるASUS製Socket AM5マザーボードのなかでもハイスペックな1枚で、「ROG STRIX」ブランドの最上位に位置している。32スレッドで動作するRyzen 9や、PCIe 5.0動作に対応する次世代ビデオカードとストレージも安心して運用できる。
スペック面だけなくデザインも秀逸で、マザーボード上のLEDギミックは控えめとなっているが、M.2ヒートシンクトップのメタルプレートや、チップセットヒートシンクのロゴなど、所有感は満点クラスだ。
「ROG STRIX X870E-E GAMING WIFI」の魅力は多岐に渡り、ゲームから動画の編集、イラストや3DCG、AI学習など、さまざまなシーンで活用できること間違いなし。魅力の一端が、計22フェーズの余裕のある電源回路設計と、5基のNVMe M.2 SSDを搭載できる点だ。
