SORACOM Fluxが数学関数に対応、複雑なIoTアプリ開発がより手軽に

さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 ソラコムは5月1日、IoTアプリケーションビルダー「SORACOM Flux」に数学関数の対応を追加したことを発表した。これにより、より複雑で高度なIoTシステムの開発が可能となり、様々な業界での利用が進むことが期待されている。

 SORACOM Fluxは、センサーやカメラから得られるデータを元に、通知や自動制御などのIoTアプリケーションをブラウザ上で簡単に構築するプラットフォームだ。今回のアップデートにより、三角関数や対数関数などの数学関数を利用した複雑な演算が可能となった。これにより、位置情報の計測や振動・電波の分析、ロボット制御など、多岐にわたる用途での展開が期待される。

 さらに、SORACOM Fluxでは新機能を用いたIoTシステム開発の手順書「SORACOM IoTレシピ/ IoTで熱中症リスクを多言語でお知らせ」を公開した。これは、温湿度センサーで取得したデータを元に、暑さ指数や不快指数を算出し、AIを利用して多言語対応の注意喚起が可能なシステムの開発手順を解説している。

 SORACOM Fluxの進化は、ユーザーからのフィードバックやAIサービスの動向を反映し続けており、IoTアプリケーションの開発をより手軽に、そして高度にするためのサポートが強化されている。これまで専門的な知識が必要とされてきた自動制御やデータ分析の分野において、SORACOM Fluxの導入により、多様なニーズに応えることが可能だ。

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