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春のヘッドフォン祭 2025 第1回

春のヘッドフォン祭 2025開催、いま熱いのは「有線イヤホン」かもしれない

2025年04月27日 14時00分更新

文● ASCII

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音質そのものを変えられる完全ワイヤレス

 Acoustuneブランドの「HSX1001 Jin -迅-」用の音響チャンバー「C:03」も初公開! 「改良型第3世代ミリンクスドライバー」と洋白(ジャーマンシルバー)製の音響チャンバーを採用している。Jinは完全ワイヤレスイヤホンだが、「M:02」と組み合わせることで有線接続で利用できる。

Acoustuneの新しい音響チャンバー

 NUARLは開発中の「X092 Revision3」を参考出品。また、Audiodoのパーソナライズ機能を備えた完全ワイヤレスイヤホン「Inovatör」に新色も追加するとのこと。

参考出品されていたのが「X092 Revision3」(左)。

 写真の3機種はいずれもフィルター交換で低域の量を調節できるという共通点があり、ドライバーや筐体素材が異なる。中央の「Overture」はステンレス筐体でDLC振動板、左のX092 Revision 3はマグネシウム筐体でカーボンナノチューブコートの振動板、右のSound:Aは亜鉛合金の筐体でグラフェン振動板を採用している。また、特定の周波数帯を狙ってピークを削る吸音材の数も3、2、1と異なるそうだ。

Overtureに付属するフィルターは8種類。付け替えることで500Hz以下の低域の量を調整できる。ちなみに、X092は4種類、Sound:Aは付属しないとのことだ。

NUARLの「Inovatör」には新色のバーガンティレッドが追加される予定だ。

 MUSINが扱っているイヤホンブランドTWISTURAは木製の振動板を採用した「WOODNOTE」を開発。音は他のイヤホンにはない、特有の響きがある。解像感などはそこまで高くはないが、ちょっと味のある雰囲気で面白い。

中国ブランドTWISTURAの「WOODNOTE」は、木製の振動板を使用した珍しいイヤホン。

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