Amazon Redshift・Databricksの連携時間も最大3分の1に短縮

「CData Sync」新版では待望のkintoneへのリバースETLに対応

福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 CData Software Japanは、2025年4月15日、ETL・ELTツールである「CData Sync」の新版「V25.1」を提供開始した。

 新版では、データベースやSaaSから収集・統合したデータを業務アプリケーション書き戻す「リバースETL」機能を強化している。国内ユーザーからの要望に応える形で、連携先にノーコード・ローコードツールの「kintone」を追加。基幹システムやデータウェアハウスに格納されているデータを、kintoneアプリに対して柔軟に追加・更新できるようになる。

 kintone以外にも 、リバースETLのデータソースとして「Oracle」を、連携先としてマーケティングオートメーションツールの「HubSpot」やCRM・SFAの「Zoho CRM」も追加している。

リバースETLに対応したkintone連携イメージ

 また新版では、「Amazon Redshift」および「Databricks」へのレプリケーション処理のパフォーマンスが向上した。同社内での検証では、Amazon Redshiftへの80万件のレプリケーション処理時間が約2分の1に(300秒から117秒)、Databricksでは約3分の1(755秒から215秒)に短縮されているという。データ転送時の仕組みも見直し、大規模データ転送時におけるメモリ使用量も最適化された。

 その他にも、CData Syncの管理画面で接続やジョブ、変換処理などをグルーピングして管理できる「ワークスペース」機能を搭載。「拡張型CDC(変更データキャプチャ)」機能では、対象データソースとして「DB2」と「IBM Informix」を追加した。

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