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高度なSQLスキルがなくても解析ができるSQL解説機能を「Dr.Sum Copilot」で提供開始

ウイングアーク1st株式会社
2025年04月17日

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ウイングアーク1st株式会社
生成AIでブロック表現での返しやエラースクリプトの解析も可能に

 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤、以下、ウイングアーク)は、データ分析基盤「Dr.Sum」において、生成AIを活用したSQLを自動で解析・解説する新機能「Dr.Sum Copilot」を4月18日(金)より提供開始します。

 本機能は、データベースの引き継ぎ直後でスキル向上を目指す運用者やSQLの開発に膨大な時間を要している担当者を支援するために開発されました。これにより、「Dr.Sum Copilot」では、自然言語からのSQL生成を行うことに加え、既存のSQLを自動で解析・解説が可能となり業務効率化と属人化の解消に貢献します。 



 情報システム部門では、SQLの記述が担当者ごとに異なるため、「作成者以外には理解や保守が難しい」といった属人化の課題が発生しやすく、担当者の異動や引き継ぎの際に、過去に作成されたSQLの内容を把握することが困難なケースが多く見受けられます。
さらに情報システム部門では、既存システムのリプレイス検討、社内からの問い合わせ対応、セキュリティ対策など、複数の業務を並行して遂行する必要があり、基盤管理や関連分野に関する幅広いスキルが求められています。
 本機能を活用することで、高度なSQLの知識がなくても自動で解析を行うことが可能となり、従来は習得に時間を要していたSQL解析の効率化が図れます。これにより属人化の防止につながるほか、組織再編や人事異動が発生した場合でも、業務のスムーズな引き継ぎが可能になります。

■主な機能の特長
・SQLを投げこむだけで、解析した上でインデントやスペースを調整しブロック表現で返したり、解説結果がSQLのどの部分なのかを表示できます。作成したSQLに対して本機能が改善案を提示するため、SQLに不慣れな方でも、より適切で効率的なSQLの作成が可能となります。また、サブクエリーを階層化して掘り下げた解析が可能です。

SQLの投稿画面


SQLの解析・調整後の画面


サブクエリーを階層化して掘り下げた解析・解説画面

・エラースクリプトなども解析してくれるため、運用・メンテナンス工数を大幅に削減できます。

エラースクリプト画面

本機能は今後、「Dr.Sum」本体機能に融合される予定です。

■Dr.Sum Copilotご紹介動画
https://youtu.be/ZKbpk-bl7rc