ノーコードでの業務自動化を推進する「XML Groupコネクタ」も追加
kintone連携をよりシンプルに B2B連携ツール「CData Arc」の新版リリース
CData Software Japanは、2025年4月11日、B2B連携ツール「CData Arc」の新版「V25.1」を提供開始した。
まず新版では、kintoneコネクタにおいて、「UPSERTモード」に対応した。これはkintone側が新たに追加した、「指定したレコードが存在する場合は更新して、存在しない場合は新規作成する」という処理を1回のAPI呼び出しで実行できる機能である。同機能のサポートによって、APIコールが最適化され、重複・更新もれを減らしてデータの整合性を確保できる。条件分岐のないシンプルな構成がとれるため、フローの保守性も向上するという。
また新たに「XML Groupコネクタ」を追加。共通ID（顧客IDや製品IDなど）をキーとして、複数のXMLデータの集計・グルーピングができるようになった。同コネクタによって、ノーコードでのXMLデータの整形が可能になり、業務自動化やSaaS連携が容易になる。
その他にも、通信サーバーの設定・構成を一元化する「MFT プロファイルページ」やEDIフローをシミュレーションできる「E2E テスト」の機能も追加。2要素認証（2FA）をサポートするなどセキュリティ強化も図っている。