小麦本来の香りと旨味、甘味を最大限生かしたパンが評判
中部地方の有名ホテルやレストラン、喫茶店、カフェ、機内食向けの業務用パンを製造する「本間製パン」。小麦の芳醇な香り、きめ細やかな口当たり、コクのある味わいは飲食のプロからの評価がとても高く、業務用パンの分野において、この地方屈指のシェアを誇っている。
毎日の業務に加え、通信講座を受講するなどしてスキルアップを
2013年の入社以来、現場一筋の村上 伶さんはパン作りのオールラウンダー。「食パンのライン作業から、細かい技術を必要とする生地の手こねなどの手仕事、最終の品質チェックまで、幅広く担当しています。出来上がりは小麦の甘い香りに包まれて、毎度『おいしそう!』って心の中で叫んでいます(笑)」。
そんな彼女の直近の目標は、パン作りの国家資格取得。職場のサポートを受けながら通信講座を受講するなどして、日々勉強に明け暮れている。「知識と技術をもっと増やして、もっともっとおいしい商品を皆さんに提供したいんですよ」。ふっくらと焼き上がる同社のパン同様に、村上さんの夢も着実に膨らんでいるようだ。
約20種類の食パンなど合計50種類ほどのさまざまなパンを製造
村上さんも好きだというホワイトブレッドや胚芽オートミールブレッドなど、合計200種類以上のパンを製造する同社。特に食パンには力を入れていて、イギリス食パンやデラックス食パン、黒糖食パン、胚芽食パンやごま食パンなど、食パンだけで約20種類がラインナップする。また、本社工場には直営店「パン工房 アヴァンセ 小牧本店」が併設。焼き立てのホテル用高級食パンなどを購入できる。
本間製パン
住所 愛知県小牧市下小針中島1-1
電話0568・77・1234
1975年設立。高級食パンをはじめとする業務用パンのほか、家庭用パンも製造・販売。5軒の直営店やオンラインショップでも購入可。
https://www.honma-bread.com
小牧市の情報は、小牧LOVEWalker(2025年3月27日発売)でチェックを!
愛知県小牧市についてもっと知りたい人は、10年ぶりに発行された小牧市だけの観光情報誌「小牧LOVEWalker」もチェックしよう。愛知県出身の浮所飛貴(ACEes)さんが2021年にオープンした小牧市中央図書館や森の中にある山小屋の様な雰囲気を持つレストランなどを巡るコースをグラビアページで紹介。小牧市の魅力や愛知県愛についてもたっぷりと語ってます。
この特集の記事
地方活性
「スタートアップの発想力と当社のノウハウでシナジーを」SUISO no MORI hubを拠点に、水素・炭素循環型社会の実現へ地方活性
「小牧から町工場の技術力を発信したい!」すべてを一人で手掛ける一貫制で高品質なもの作りを地方活性
「成功した時の喜びをお客様と共有したい!」一人一人に寄り添った接客で特別なエンタメ体験を提供する地方活性
ゼロから携わったものの製品化が目下の目標!自動車用防振ゴム技術を活用し、こだわりの開発&設計で地震から住宅や街を守る。地方活性
「もの作りの最前線にいる誇りを胸に技術を追求」極めて高度な溶接技術で、国産ロケットの未来をひらく地方活性
名古屋コーチン発祥の地で1日2万5000パックもの鶏肉を加工顧客の要望をかなえるために若手ホープが日々邁進中!地方活性
「安全な卵を安定的に出荷することが使命」完璧を追い求めた衛生管理で、清潔・安全な卵を食卓に届ける地方活性
食べる人が笑顔になるお菓子を目指して60年。「本当においしい!」そのひと言を聞くために日々商品と向き合う地方活性
「当たり前のことを当たり前にやる」創業40余年の歴史を継承しながら新たな歴史を刻む3代目が抱く熱い思い








