14.1型で1kgアンダーなのに6万円台!? IRIEVISION「FFF-PC14B1BK」は隠れた名機!? 詳しくチェックした!
提供: ソフマップ
「FFF-PC14B1BK-SP」はWebブラウジングや動画視聴にピッタリ
「FFF-PC14B1BK-SP」は、CPUとして第12世代Core i3-1215U(6コア/8スレッド、最大4.40GHz)を搭載しており、グラフィック機能はCPU内蔵のIntel UHD Graphicsを利用している。2022年登場のCPUであることから、「FFF-PC14B1BK-SP」がどの程度の性能を備えているか確認するため、ベンチマークソフトで調査した。
パソコンの総合的な性能をチェックする「PCMark 10」を試した結果が、次の表だ。「FFF-PC14B1BK-SP」の総合スコアは「4453」、ソフトの起動やWebブラウザーの処理速度を表す「Essentials」は「8482」、オフィス系ソフトの処理速度を表す「Productivity」は「6348」だ。画像の処理や動画編集の処理速度を表す「Digital Content Creation」では「4451」となった。
「PCMark 10」の実行結果 | |||
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― | 「FFF-PC14B1BK-SP」のスコア | 快適さの目安 | 備考 |
総合スコア | 4453 | ― | ― |
Essentials | 8482 | 4100以上 | ソフトの起動やWebブラウザーの処理速度 |
Productivity | 6348 | 4500以上 | オフィス系アプリケーションの処理速度 |
Digital Content Creation | 4451 | 3450以上 | 画像の処理や動画編集の処理速度 |
快適さの目安は、基本性能を示す「Essentials」が4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示す「Productivity」が4500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示す「Digital Content Creation」が3450以上となっている。「FFF-PC14B1BK-SP」はこれらをすべて上回っているものの、「Digital Content Creation」の数値がやや低めだ。
「Digital Content Creation」の内訳を見ると、画像編集向けの「Photo Editing Score」が「6696」、動画編集の「Video Editing Score」は「5088」となっている一方で、3D CGレンダリング関連の「Rendering and Visualizetion」が「2589」と低い。「FFF-PC14B1BK-SP」で3D CGを作成するとは考えにくいので、参考程度にとどめておくといいだろう。
各項目の内訳 | ||
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― | 「FFF-PC14B1BK-SP」のスコア | 備考 |
Essentials | ||
App-Start-up Score | 10686 | Webブラウザー、ワープロソフト、画像編集ソフトの起動速度 |
Video Conferencing Score | 7224 | 1対1のビデオ会議、4名のグループ会議のパフォーマンス |
Web Browsing Score | 7906 | Webサイト閲覧に関するパフォーマンス |
Productivity | ||
Spreadsheets Score | 6839 | 表計算ソフト利用時のパフォーマンス |
Writing Score | 5893 | ワープロソフト利用時のパフォーマンス |
Digital Content Creation | ||
Photo Editing Score | 6696 | 画像編集ソフトのフィルター利用時などのパフォーマンス |
Rendering and Visualization Score | 2589 | 3D CGレンダリング(レイトレーシング)時のパフォーマンス |
Video Editing Score | 5088 | 動画編集ソフトのコーデック変換やフィルター利用時などのパフォーマンス |
重量約995gで驚くほどリーズナブル、サブマシンや家族向けノートとして使いやすい
「FFF-PC14B1BK-SP」の魅力は、14.1型ノートで重量約995g、しかも驚くほどリーズナブルという点にある。CPUが第12世代Core i3のためメインマシンとして使うには知識や工夫が必要なものの、Webサイトやメールを確認するといった程度なら十分こなせるため、サブマシンやお子さんなど家族向けモバイル機として活用できるだろう。「FFF-PC14B1BK-SP」はWi-Fi 6やBluetooth 5.2に対応、バッテリー駆動時間は約9時間(JEITA2.0)と優れた点が多いため、ぜひ検討してほしい製品だ。